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【高岡城の石垣が見やすくなりました】
高岡城は国の史跡、日本100名城にも指定されている身近な公園です。なので過去何回も記事にしましたが、土の城というイメージが強いです。
その一因は石垣が現存しているにも関わらず、わかりにくかった点にあると思います。
高岡市としてもその点を考慮し、2023年9月に「公園の樹木管理で景観再生」うたい文句にふるさと納税を活用した寄付を呼びかけました。
その一環として、内堀沿いの斜面で間伐が進められ、高岡城の土橋に残る石垣が見えやすくなりました。
『樹木管理で景観再生へ』
2023年9月20日付け地元紙記事

『古城公園景観すっきり』
2024年8月21日付け地元紙記事

2020年11月18日撮影 土橋北西面石垣(西内壕側より)

2020年11月18日撮影 土橋南東面石垣(内堀・鍛冶丸側より)

2021年1月30日撮影 土橋南東面石垣(内堀・鍛冶丸側より)

2024年3月20日撮影 土橋南東面石垣(内堀・二の丸側より)
斜面の樹木が間伐され、石垣が見えやすくなりました。
※石垣には「卍」や「H」などの符号が内堀(東)側だけでも60種220個認められている。

石垣の刻印もハッキリ見えます




【高岡城】
《築城以来、水堀が完全に保存されている城》
名称(別名);
所在地;富山県高岡市古城
城地種類;平城
築城年代;慶長14年(1609)
築城者;前田利長
主な城主;前田氏
文化財区分;国指定史跡
近年の主な復元等;平成3~7年に水堀浄化工事
天守の現状、形態;城址
※出典、、、日本100名城 公式ガイドブック・日本城郭協会監修(学研)
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