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あみの3ブログ

能登半島地震 能登町・九十九湾

今回のまとめは→こちら


松波集落から海岸回りの県道35号線を南下して「九十九湾(つくもわん)」に向かいました。
リアス式海岸特有の地形が多数の入り江を造りだし、九十九(凄くいっぱいの意味でしょうね)の湾があるというところから、九十九湾と名付けられたとも言われています。
石川県公式観光サイトは→こちら

観光に来たわけではありませんよ


今から24年前
2000年2月に会社の釣り倶楽部の慰安会で訪れた 「百楽荘」



日本百景九十九湾の断崖に建つ観光旅館
岩風呂と入り江の水面に張り出すような宴会場
webページは→こちら

あまりに素晴らしいロケーションと自然を生かした館内の造りに、いつか家族を連れて行こうと思っていた矢先の震災。
被災状況が心配で来てみたんです。

道路から本館に至る林道のようなアプローチは土砂崩れによって車での進入は不可能となっています。
道路脇にある専用駐車場に車を止めて徒歩で向かうよう張り紙がありました。



百楽荘ブログによると、現在は被災により臨時休業中ですが、

『ようやく復旧の目処が立ち、この度4月19日より営業を再開させていただくこととなりました。
しかしながら全ての修繕が完了しておらず、ロビーは4月下旬、洞窟風呂は5月中旬をリニューアル工事完了予定としております。
地震被害を大きく受けた乙姫荘と釣り桟橋につきましては、立地の問題から具体的な復旧の見通しが立っておりません。』

とのことです。

とりあえず再開のめどがたったと言うことで一安心しました。


百楽荘のある崖の下(笑)に2020年にオープンした
「イカの駅つくモール」
巨大なイカのモニュメントで一躍有名になりました。






この辺りは遠洋イカ釣りが盛んなところで、お隣の小木漁港は日本3大イカ水揚げ漁港となっています。
なのでイカの駅なのです。

ここだけの話ですが、
当時百楽荘に宿泊した際、宴会に呼んだコンパニオン全員が遠洋イカ釣り船の船員の奥さん達だった(笑)
亭主元気で留守がいい(笑)
日に焼けた熟女たちの屈託のない笑顔に、時のたつのも忘れて楽しんだことが思い出されます。


外観的には震災の影響はあまりないように見えますが、津波の浸水被害で現在臨時休業中です。
また、インフラの復旧も遅れトイレも使えない状況です。

イカモール前の桟橋・埠頭は亀裂が入り、大きく破壊されています。







本館の壁には応援メッセージが書き込まれていました。
そのうちの1枚は
施設を巡回警邏した各地からの応援(派遣)警察官たちからのものでした。
愛知県警、佐賀県警、徳島県警、警視庁などなど
彼らの熱い使命感と被災地への思いやりがこもったメッセージに胸が熱くなりました。




しかし、
4月8日(月)から
お土産コーナーのみ
時間短縮ではありますが
一部営業再開との明るいニュースが飛び込んできました。



少しずつではありますが復興の歩みが感じられる出来事ですね。


このあと、内陸ルートで松波まで戻り



今度は「見附島(軍艦島)」をめざします。
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