閑静な住宅街にある民家を改造したお店。隣は店主の住宅。
玄関を入ると
店内は明るく清潔で、座敷から奥に進むとフローリング張の広いリビング的空間に、座卓席と厨房に正対するカウンター席が出現した。
頂いたのはもちろん、鴨らーめん1,050円
旨みたっぷりの透明な和風出汁に鴨のシッカリした脂が浮かび、香りとコクはハンパない。
麺は自家製の石引・多加水の中華麺。まるで更科蕎麦と見まごうばかりの透明感と綺麗な細切り麺。縮れが入ってスープとの絡みは抜群だが、ふわっとした食感は灌水を使っていないからだろうか？また、麺の中の黒いブツブツは全粒粉かライ麦由来のものだろうか？ いずれにせよ香りと食べた後の甘味が残る小麦粉感のある麺でした。
鴨らーめんたる所以はこれ、柔らかく煮込まれた鴨肉が3枚と鴨のつくね。ここから出る脂が深いコクを与え、噛みしめると肉感と旨みが口中に広がる、他では味わえない美味しいラーメンでした。
もう一品は つけ麺880円
冷たく〆られた細切麺はらーめんと同じ自家製中華麺。石引の多加水麺だがそばと違って、手打ち・手切りでは無く製麺機を使っているとのこと。もちろん香りや噛みしめた時の味わい・甘味などはこちらの方がはっきり伝わってくる。ややコシの弱いふわっとした麺の印象が強い。麺量が多い(笑)
つけ汁は濃厚魚介豚骨醤油。魚介の香りが鼻から抜ける感じ。ぞば屋さんで豚骨出汁までやるのかって感じ。本気度が伝わってくるつけ麺でした。
こちらはラーメンの美味しい蕎麦屋さんとして知られているようで、この日も多くのお客がラーメンメニューを楽しんでいた。次回は限定「魚介背脂らーめん」を是非食べてみたいと思います。
「そば屋のらーめん」確かに美味しかったです。J米さんありがとう。
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