本日公開の映画「明日の記憶」を見に行きました。
「明日の記憶」公式サイト
ブログ「備忘録」
劇場は満員だった。
私の隣に座ったひとりで来ていた若い男性が
最初から最後までずっと涙をぬぐっていたよ
私も久しぶりに涙をいっぱい流した
お陰で化粧が取れてウルトラマンのような目になっちゃった。
昨年公開された韓国映画「私の頭の中の消しゴム」も
若年性アルツハイマー病だった。
若い女性が彼への記憶を失くしていくラブストーリー。
この明日の記憶は働き盛りの男性が突然、若年アルツハイマー病になり
仕事を失い、妻とともに病気と闘う物語である。
こちらの方が、この病気を身近に感じ、身につまされた。
渡辺謙の自暴自棄になる迫真の演技に感動した。
「生きていりゃいいんだよ」
病状が進行していくにつれ、絶望が影を落とす。
それでも佐伯（渡辺謙）は生きていこうと・・・・。
そして、その傍らにはいつも枝実子（樋口可南子）の姿があった。
涙腺が壊れた～～～～気が付けば涙が後から後から。。。
働き盛りで５０歳前の男性を突然襲う「若年性アルツハイマー病」
なんだか他人事ではないなって。。。
物忘れは、自分にも良くあることだから（苦笑）
広告代理店で部長をしていた佐伯は大きな仕事を勝ち取った矢先に
体調の不調を感じ、病院で検査をした結果・若年アルツハイマー病と
言い渡された。
人の優しさが心に響いた。
道に迷った佐伯に電話で道案内をする部下の生野啓子（水川あさみ）病院の屋上で冷静に佐伯を説得する医師（及川光博）
ミッチーがこんな役をするとは思わなかった。感動しました。ギガフォース宣伝課長・河村（香川照之）の「またキャバクラ行こう」
でも、一番感動したのは佐伯が会社を退職する日に
部下達がメッセージ入りの写真を送るシーン。
これは涙なくしては見れません
妻役の樋口可南子さん、抑えた演技が素敵でした。
「私がずっと、そばにいます」
最後、妻のことさえも忘れてしまう佐伯。
もし自分の夫がアルツハイマーになってしまったら。。。
もし自分の夫が自分のことを忘れてしまったら。。。
娘の結婚式でのスピーチで夫の手を握り、後ろから
フォローするシーンが良かった。
だけど自暴自棄になり、泣き崩れる謙さんに感動しました。
いい役者になってきたな～
最後のエンドロール・・・・・。
真っ黒の画面に名前がスクロールされ、BGMが流れるんだけど
終わり方が余韻を残した感じなので、そのエンドロール中に
色々な思いが自分の中で沸いてきて、とどめの涙の洪水（笑）
何とも言いようのない絶望感が重くのしかかってきて
でも、明日への光も見えて・・・・きたような（苦笑）
とってもいい作品だったと思うけど、あえて不満を言えば
「明日の記憶」と言う明日に繋がる何かを強く感じることが
出来なかったことかな？
でも、見てみる価値あり。
是非見てください。
ハンカチお忘れなく（苦笑）
私の評価（５段階）
またまたかなり甘め（苦笑）謙さんの演技が素晴らしかったのでね。
明日の記憶
光文社
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終った後、すぐには帰途につけないくらい、涙にくれてしまいました。
謙さん、いい役者になってきたというより、久々に、謙さんらしいいい演技を見たと思いました。むかしっからいい役者さんでしたから。ハリウッド行っても、決して引けを取りませんが、妙なハリウッド作品に出るより、日本でいい作品に出てもらいたいなと思いました。
ホント、涙・涙でしたね。
久々に直球ストレートな映画で、感動したし
身につまされました。
>妙なハリウッド作品に出るより、日本でいい作品に出てもらいたいなと思いました
そうですね・・・
ラストサムライで開花し、あちらでの仕事が多くなって、日本映画にはいつ出るのか？待ちのぞんでました。
ブログの「備忘録」を読んでいると、謙さんのこの映画への思いがひしひしと伝わってきます。
カンヌへの上映が決まったそうで、嬉しいです。
TBありがとうございました（＾＾）
１３日公開の作品は、観たいのが沢山ありましたが、迷わず初日は「明日の記憶」と決めていました！荻原さん＆謙さん＆堤監督ということで、期待していました。
ホント、他人事ではないですよね。アンナさんの仰る通り、人の優しさが心に響きました(涙）ミッチーも良かったですねっ！
憲さんがあのような役をやられていたのは、驚きましたが・・・。
私のお知り合いがちょうど紹介されていましたが
ハンカチが最初から濡れそうだと言ってました。
ある程度のお年になればきっと誰でも考える問題かも知れないです。
私も母の日の記事にフラッシュでちょうど紹介していますが、とても切ない事ですね。
謙さんはご自分も病気になられたので迫真の演技だったのではと思います。
数年前まで、1年に100本近くは見ていたほどの
映画好きな私。
ここ数年、映画館が遠くなったのと、ハリウッド映画がつまらなくなったのとで映画から遠ざかっていましたが。。。最近また映画熱復活の兆し（笑）
ホント、他人事じゃないですよね。
30代・40代でも起きているようだし。。。
ミッチーが意外と？（失礼！）良くてビックリ。
謙さんの演技が素晴らしかった。
昔はかなり年齢のいった人がなるもんだと思ったけど、まだ働きさかりの人にも起きる病気。
謙さんは大病を克服した経験を持っているので
自暴自棄になりそうな佐伯をうまく演じていました。
だから、余計に涙を誘ったのかもしれません。
久しぶりに涙出しすぎて疲れたほど（笑）
題名ね、どういう意味なんでしょ？わかりませんでした。
この映画は、綺麗すぎるケド、リアルすぎて、あたしの現実とは相当違っていたし、イマイチのめり込むほどにはいきませんでした。
でも明日は我が身、恐ろしい病気ですよねぇ、、、
またよろしくお願いしますね。
「私の頭の中の消しゴム」を観たときは、私の周りの人がそうなったら・・・？と、
こちらの「明日の記憶」を観た時は、自分がそうなったら・・・？と感じてしまいました。
＞人の優しさが心に響いた
本当にそうでした。みんなの言葉が、とっても心に響きました。
あと、大島ミチル＆宮本文昭の音楽も素敵でした。
お久しぶりです、と言っても覚えてらっしゃらないですかね？
「白夜行」をやむなくリタイヤしたやつです^^;
個人的には最後の場面がぐっと来ましたT＿T
あれほどつらいことはありませんから。
沢山の人の目に触れて、病気のことを理解してほしいと思います。