家族の愛に支えられて、僕は生きる~実話のドラマ化
みゅうの足パパにあげる 山口 隼人 日本文学館 このアイテムの詳細を見る |
今朝、このご家族がテレビに出たらしいけど今日は地域の防災訓練で
見れなかった残念!
松潤の難病役うまかったよ。香里奈も良かったし、なんと言っても娘みゅう役の
畠山彩奈ちゃんが、可愛くて可愛くて
最近の子役は、演技が過剰すぎてちょっと引いてしまうんだけど
彩奈ちゃんの演技は、自然で可愛い。
山口隼人は、学生時代に一目ぼれした綾と結婚。希望する会社にも就職して
娘も出来た。順風満帆な人生を歩き始めたのに。。。
そんな隼人を病魔が襲った。。。
うまく歩けない、握力もなくなって。。。
隼人が診断された病名は「ギランバレー症候群」
ギランバレー症候群とは、突然手足が動きにくくなり麻痺していってしまう病気
だが一過性のものであり。4週間ほどで症状のピークを迎えると、その後は改善
していく。隼人は「4週間で治る」病気であることに大きな期待を寄せた。
~公式サイトより
このギランバレー症候群を調べてたら、女優の大原麗子さんがこの病気に
なったことがわかって、ビックリした。安岡力也さんも。。。
4週間後も病状は良くなるどころか、一向に回復せず。
隼人の手首から先に力が入らず、膝から下が全く動かなかった。
同じ頃、同じ病気で入院した女性は歩き始めて退院。
何で隼人は良くならないのか?
おかしいと思った綾は、もっと詳しく検査をしてもらえる病院に転院。
お金の心配をする隼人。
ごめんね、治ったら俺ガンガン働いて出世するから。
出世なんかしなくていいよ、隼人がいてくれれば。。
やっぱり隼人がいないと寂しいよ。
新しい病院での主治医にじゃれるみゅうちゃんが
可愛かったなぁ(笑)
隼人の検査結果は、ギランバレー症候群ではなく
CIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)ギランバレーとの違いは慢性ということ。
以前のように歩くことは出来ない。
みゅうに俺の走る姿見せてやりたかったな。
何で?何で治んないの?
ごめんな。
来年の運動会も出られないや。
何で?何で隼人なの?
何でなんだろうな。。。
初めて聞いた病名だけど、神経の難病って本当に多いよね。
うちの父も似たような病気だったから、隼人の苦悩も綾の
辛さもわかる。
治らない病気とこれから一生付き合わなきゃいけない。
この現実を受け止めて、一生付き合っていこうと思えるまでが
自分も周りも苦しいんだよね。
免疫機能を抑えるために、ステロイド投与を行います。
リハビリとステロイドの両方を行う。
頭は正常なのに、体の自由がきかない。
そのイライラで、自暴自棄になったりするんだよね。
ステロイド投与をして1週間!副作用が出てきた。
隼人の顔が。。。。顔が。。。。まんまる!顔がパンパン!
笑うところではないけれど、思わずスマスマのゴロクミを思い出した(苦笑)
松潤が太ったこのシーンだけ、コント見てるみたいだったなぁ
隼人の父は、このままでは綾さんに苦労をかけてしまうので
綾さんが幸せだと思う道を選んで下さいと。
私は隼人さんと一緒になったことを後悔していません。
これからも、そうです。
ステロイドがきかない。絶望への階段をあがっていく気がした。
ここでの聞こえる音が、空調の音、ストレッチャーが移動する音
救急車のサイレン。
どの音からも、幸せは聞こえてこない。
ここは音のない世界だ。
気分転換させてもいいですか?
綾は、隼人をドライブに連れて行った。
綾のバックから見えた障害者手帳。
綾が車から車椅子へ、隼人を移動させる時の松潤すごくうまかった。
そうそう、あんな感じですよね。
綾と隼人が初めてデートした場所
階段を見て、ここは俺の来る場所じゃない。
自分が動けないことに苛立つ隼人。
ねえ、ママ。。。このへんかな?
みゅうのあんよあげたらパパ歩けるかな~
でも、いっぱいあげたら、みゅうが歩けなくなるから
パパに半分あげる。
ネギを切る音
化粧ポーチの音
みゅうの泣き声
トイレの音
みゅうの鼻歌
最後は浦島太郎の続き。。。
隼人がホッとする好きな音を集めてレコーダーに録音して
綾は隼人に渡した。
家族を喜ばせたいために、無理してリハビリする隼人。
主治医の黒崎先生が、リハビリで一番大事なことは何か?と。。。
早くなおす気持ち?
出来ない自分をまず認めてあげることです。
現実を受け入れることです。
焦っても進展しない。
会社からクビ通告。
ステロイドがきかないから、IVIGの投与を勧められた。
ただ高価な血液なので、1回で48万。
お金は私が働いてるから大丈夫。
働いてる?
綾に働かせるわけにはいかない。
カッコつけんな。
じゃ、もう別れるか?
養われるぐらいなら死んだ方がましだ。
俺と結婚して貧乏くじひいたなんて言われたくない。
だったら死ねば!死んじゃえばいいじゃん!バカ!
家族を守ることも出来ない。
死ぬことも出来ない。
何も出来ない自分がここにいる。
僕はもう終わってしまった。
やる気がないなら出ていけよ。
お前のその顔、必至子いて生きようとしている人に対して
失礼だよ。リハビリ患者の良純さんが、最初違和感あった(笑)
良純さんの存在と、松潤のゴロクミのシーンだけはドラマから
現実に戻って入り込めなかった(苦笑)
みゅうがいなくなった。
病院中を捜しまわる綾。そして車いすから降りて這いずりながらも
みゅうを探そうとする隼人。
みゅうは七夕の短冊に願いを書いていた。
「みゅうのあんよパパにあげる」(涙)
「みゅうに高い高いしてあげる」隼人
それからみるみるうちに杖で歩けるまでに。。。
退院おめでとう。
そして出迎える音
世界一不格好な高い高いが微笑ましい。
みゅう何が見える?
ここはパパとママの思い出の場所なんだ。
パパにとっては最高の景色だ。
パパは普通の人みたいに歩けなくなった。
これからどうなるかもわからない。
それでもパパは君に出来ることはたくさんある。
君はパパに教えてくれた。
だから今度パパが君に教えてあげる番だ。
この世界は捨てたもんじゃないってこと。
今まで歩けたのに、突然歩けなくなって手の自由もきかなくなって。
妻も子供もいるのに、自分が養わなきゃいけないのに。。。
この現実を受け止めるまでが、本人も周りの家族も大変だったと思う。
一生付き合っていかなければいけない。
自暴自棄になって、家族に当たったり、死のうと考えたり。
でも、そんな隼人を救ってくれたのが娘のみゅうちゃんの「みゅうのあんよ
パパにあげる」の言葉
そしていつも明るい奥さんの存在。
やっぱり支えになるのは家族の存在なんだよね。