アンナdiary~Part2

日々のこと。拓哉のこと。

映画「タイフーン」主演:チャン・ドンゴン

2006年04月10日 09時33分34秒 | 過去ログ~2011年2月まで

映画「タイフーン」を見ました。

    
 ネタバレあり↓

主演:チャン・ドンゴン

チャン・ドンゴンすごい熱演でした。演技がやっぱり上手いな~
脱北者から海賊になったシン(チャン・ドンゴン)の最後は壮絶だった。
昨日、FMラジオ聞いてたらDJの女性が「チャンドンゴンの魂の叫びに泣きました」
って言ってたので、この映画見てみようかなって思って見たのよ。
ホント、シンの魂の叫びを感じました。

そんな期待していなかったんだけど、気が付いたら泣いてたよ。
特にシンとお姉さんとのシーン。子供時代の回想シーン。
涙が後から後から出てきた

韓国映画すごいね。カーチェイスとか軍隊のヘリとか船・潜水艦
全てハリウッド並み。アクションシーンは迫力ありました。

海軍大尉役で出てたカン・セジョン(イ・ジョンジェ)のカーチェイスカッコえー。
韓国の男優さんって、みんな背が高くてガタイがいい。
徴兵制度があるから、体鍛えて出来ているんだろうけど
いい体してました。
この人、日本人好みの顔してる。

カンが母に渡した手紙に泣けた。

「母さん、これから20年前に韓国に来たかった男にこれから会います。
 
今は銃口を向けなくてはならないけど、生まれ変わったら友人になりたいと
 思います。」

シンとミョンジュが車で逃げる時、カンは撃てたのに2人を撃たなかった。
カンの優しさにキュン

シン(チャン・ドンゴン)のお姉さん役のイ・ミヨンも演技上手だった。
  

物語は、20年前に北朝鮮から亡命しようとしたある一家が
韓国への亡命を拒否された後、家族は北朝鮮の兵士達によって殺害された。
シン(チャンドンゴン)と姉のミョンジュ(イ・ミヨン)だけが生き残り
でも、生き別れになって2人が20年ぶりに再会。

          

生き別れになった時はまだ幼い少年だったシン。
中国をさまよった末に東南アジアを拠点とする海賊団の一員に。
海賊って言うと、ジョニー・デップのパイレーツオブカリビアンを
思い出してしまうんだけど(笑)これがまた、カッコイイのよ。

南北両方の祖国から見捨てられ、朝鮮半島全体に向けた深い悲しみと怒り。
シンの目が、絶対に許さないという執念の目でしたね。
シンを演じるチャンドンゴンの魂の叫びが心の中で響いた。



冒頭のアメリカ船籍の民間貨物船を襲撃したシン率いる海賊団
このシーンは、殆ど目を覆ってしまった私(苦笑)
ブラザーフッドもそうだったけど、人を殺すシーンがリアルで
私は苦手なんですぅあんな斧で襲いかかるなんてこわいよー
容赦せず、次々と殺していくシン。。。家族を北朝鮮の兵士に殺され
人の肉を食べ、木の芽を食べ、姉と生き別れどんな人生を歩いてきたのか
想像するだけでも壮絶なものだったと思う。

南を復讐するために、核廃棄物で朝鮮半島に死の雨を降らそうと企んで
いたシン。それを阻止しようとするカン。
この2人の友情?にもジーンときた。
なんか男と男のドラマって感じで、渋かった~。
2人ともカッコイイのよ。
世のおばさま達が惚れるのわかるような気がするわ。

台風が来ている時の最後のシーンは船上ってこともあり
回想シーン?夢のシーン?がタイタニックに似てた(苦笑)

シンの最後のシーンが悲しい結末だったけど
本当のラストに家族との幸せな時の回想シーン?夢?で
少し救われたかな?

客席は、年配のご夫婦が多かった。
若い人は殆どいなかったなぁ。

スケールが大きくて、アクションシーンもすごいし
チャン・ドンゴンが熱演しているし、見ても損はしないと思います。
ただ、ブラザー・フッドの時もそうだったけど
見終わった後すごく疲れちゃった。
入魂の一作って感じで、私はその現実を受け止めるのに
すごくエネルギー使った。
最近、ハリウッド映画がイマイチなんだけど
韓国と日本の映画頑張ってるな~って思う。
特に韓国映画はすごいかもしれない。

            
     
私の評価:(5段階評価)
       かなり甘めだけどね(苦笑)チャン・ドンゴンの演技が良かったので。

 



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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
cherryさん (アンナ)
2006-04-12 23:43:04
こんばんは!



冒頭のアメリカの船を襲撃する時も、トイレでの暗殺も、生々しかったですよね

でも、カーチェイスは迫力あってハリウッド映画並み。

ちょっと最後の方はタイタニックぽかったけど(苦笑)
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TB、ありがとうございました♪ (cherry@Cinemermaid)
2006-04-12 17:06:37
韓流の襲撃シーンはほんと生々しいですよね

残酷なカットが出てくるたびにギョッとなります( ̄∇ ̄;)

きっと役者さんが日本人に似てて、演技派だからなんでしょうかね?

心に残る映画でした(T▽T)
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みっちぃさん (アンナ)
2006-04-12 01:14:38
こんばんは!



試写会で見たきりですよね?

もう1度見て下さい。



えっと私は体調のいい時でないと見れない(笑)かなり残酷なシーンが多いから。

でも、感動しました。
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ひらで~さん (アンナ)
2006-04-12 01:12:37
こんばんは。



私もチャンドンゴンの映画は、これとブラザーフッドと友への3本しか見たことがないけど

どれも素晴らしいですよ。

普段は温厚な感じなのに、演技に入ると野獣の目になるからすごい。
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こんばんは (アンナ)
2006-04-12 01:10:54
なぎささん こんばんは!



ココログですか?gooとココログは相性が悪いのか?TB飛ばないことが多いみたい。

でも、わざわざコメントありがとうございます。

チャンドンゴン、7キロも減量したんですね。

すごい。歯も金歯入れてましたよね?

すごい役作り!

演技も入り込んでいましたし、すごかった。

見応えまりました。
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Unknown (みっちぃ)
2006-04-11 22:57:03
TBありがとうございます。

アンナさんの文を読んで、もう一度、この映画を見たくなりました
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TBありがとうございました♪ (ひらで~)
2006-04-11 20:38:42
ドンゴンさんの野性的な姿、好かったです。

彼の作品はそれほど観てはいないのですが、

たぶん一番素敵だと思いました。

海ばかりではなく空でも陸でものアクションは

本当に疲れるほど・・・。

韓国映画の迫力に圧倒されました。
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TBありがとうございました! (なぎさ)
2006-04-11 18:37:05
昨日、TB頂いた「UkiUkiれいんぼーデイ」のなぎさと申します。

当方から貴ブログのこちらの記事へ何度かTBさせていただいたのですが、送信できないようなので、コメントだけで失礼致します。

さて、本作ですが、ドンゴンssiのこの作品にかける並々ならぬ情熱を感じますね。

7キロ減量して挑んだこの役。

美しい顔にも傷跡を付け、金歯まで入れて海賊に成りきってましたよね。

その彼をも上回るほどの迫力だったのがイ・ジョンジェssiのように感じました。

いつものことながら、韓国俳優さんの徹底した役作りには脱帽です!
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何度も泣きました (アンナ)
2006-04-10 20:43:27
■空さん こんばんは!



私も泣きました。

トイレでの復讐の暗殺シーンでの、チャンドンゴンの瞳に凄みがあって感動。

今までどんな人生を歩んできたのかが

シンの表情でわかるような気がしました。

カンの優しさにも泣けました。

シンがお姉さんに家族に会いに行こうっていう言葉にまた涙。

アクションシーンもすごかったし、見応えありました。



■名無しさん

イ・ミヨンさんの演技も素晴らしかったです。もう、韓国の役者さんの素晴らしいこと。引き込まれてみてました。

感動作ですね。



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Unknown (Unknown)
2006-04-10 14:57:37
海賊シンのお姉さん役のイ・ミヨンの目の演技に感動しました。韓国映画のお約束事のようなお涙頂戴だと判っていても、つい涙が流れてしまいました。

そればかりでなく、全体的にも感動しました。有難う!
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魂の叫び ()
2006-04-10 10:41:51
アンナさん、こんにちは!TB&コメント、ありがとうございました(^^)

本当に「魂の叫び」でしたね。

シンのトイレでの暗殺シーン。あの瞳は、凄かったです。泣けました。シンを撃てなかったセジョンにも・・・。木の根をかじる姉の姿にも・・・。何度泣いたか分かりません。

とても重い作品でしたが、心にズシン!と響きました。
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