ブルーベリーの木陰から

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腹腔鏡手術で子宮筋腫をとりました

2020-08-23 23:44:39 | 写真/その他
表題につきまして、覚え書きです☆
参考にされる方もいらっしゃるかと~
個々に違うとは思いますが、私はネットでの情報や友人の話が参考になりました。
自分の実際とは違うとしても、こういうこともあるんだなと。

普段のブログをご覧の方はここは飛ばしてくださいませ^^
字ばかり、長いです。

5cmくらいの子宮筋腫をとりました。
MRI 画像だとまん丸く見えました。
採取したものは85gでした。
閉経してしまえば小さくなるから様子見という方もいらっしゃるでしょうし、
症状が重くて取る方もいらっしゃるでしょう。
大きくなりすぎて子宮ごととったという方もいらっしゃいます。

私の場合は痛みはなく。
・貧血(他の理由の場合もあり) と月経過多。
  → 出血の塊は減りました。期間も少し短くなりました。
  (でも長く続くのは他の理由という案も後から出てきました)
・もしかしたらトイレが近い時があるのは膀胱を圧迫されているからかも。
 → 近くなくなりました!
・ここ1年半ほど横を向いて寝ると腹部が苦しくて寝付けず。(眠ってから寝返りはしていたと思う)
 → 筋腫のせいとはわかりませんが今は苦しくなくなりました。
一番決め手だったのは、
・子宮が圧迫されて折れ曲がっており、中のポリープ除去ができなかった。
ということでした。
子宮を正しい位置にできれば今後もできるであろうポリープ除去など
治療できるようになるかと考えました。

去年の9月に人間ドック。
子宮にポリープがあることは前々から知っていました。
(5年前に一度取っていて再発)
貧血と腫瘍マーカー陽性の結果。(子宮内膜症もあり)
10月末に他の結果が出てから紹介状をいただきました。
11月に受診、子宮頸がん検診→ 疑陽性(大半が本当は陰性だけれど初期がんを発見するために引っ掛ける)
外来担当の先生がすぐに日帰り手術の予約とMRIの予約(3週間後でないととれず)を押さえ。
12月に日帰りで子宮内膜内容物・ポリープ除去手術をして検査することに。

偶然空いた派遣仕事の合間1週間に日帰り入院の説明と手術。
→内膜内容採れる部分のみ搔き出し、ポリープは子宮折れ曲がりのため採れず。
年末休み中にMRI。
1月中旬にがんではないと知らされ、
MRI画像により筋腫が子宮を変形させているのがよくわかり。
・この大きさなら腹腔鏡で筋腫を取れる、大きくなったら開腹になる
・取ってもまたできるし筋腫は一つではないので子宮ごと取る(開腹手術)
・経過観察してこのままならいいけれど大きくなったら開腹手術になるかも
という選択肢をいただきました。

友人数人に話したら
「私、子宮ごととったよ」という人が2人
「腹腔鏡で筋腫とったよ」という人も。
結構いるものらしい。

子宮を取ったけど今は問題ないという話もあるし、
取ったら子宮があった場所に他の内臓が下がってきて、
加齢でただでさえ下がり気味なのにという人もいて。
子宮は筋肉のようなものだから取っても何ともないという話もあるし、
人によってはウツになる場合もあると。

筋腫は元々はないものだけれど
子宮は元々あって。
元々あるものは取れば何かしら影響があるのじゃないかと
自分ではそんな気がします。
友人の話も参考にして、自分は筋腫だけ取ろうと決めました。

先生は今回の腹腔鏡手術は99%できる、出血も少ないので輸血不要、
とおっしゃってくださいました。
ユーモアもあって説明上手な先生でよかったです。
とはいえ腹腔鏡手術の場合、気泡というものが体内に入る場合があり、
そうなると肩など全然違う場所が気泡が抜けるまで痛くなるかも
という話もありました。

自分の予定では8月か10月なら1週間入院+1週間自宅安静できるスケジュールで、
2月の時点では10月の予約はまだできなかったので
とりあえず8月にということになりました。
5月の診察時には先生はすっかり10月のことは忘れていて
内診で大きくなっていなかったことをよかったと言って
どうやら大きくならないうちに早い方がいいという感じでした。

とはいえコロナ蔓延期。
病院が大変だったら自分としては延期すべきかとも思い伺ったところ、
その病院はコロナの患者さんを受け入れておらず、
地元出産するはずだった人を受け入れたり
他病院へ行けない患者さんを受けれたりということはあるそうですが、
通常の手術を延期することはないとのことでした。
報道で、検査など普通の患者さんが減って病院は収入減という話も耳にしたので
私のような手術は病院の収入としても必要なのかなという気もしました。

7月に手術前の検査。
感染症がないかなど調べるため
血液検査と心電図と肺活量検査とレントゲン。
入院説明1時間ほど。アレルギーや持ち薬などの申告。

8月、いよいよ入院~ (入院は7日間)

初日:施設説明、内診(先生の空き時間待ち)、アレルギー・薬について再度確認。
   そしてPCR検査(先生の空き時間待ち)
ほとんど待ち;; 午前中から行って昼食も夕食もおいしくいただき、シャワー。
スマホでワンセグやTver を見たり、こぎん刺しをして過ごす。
イヤホン必須です~!
21時消灯、22時までは個々のテレビとスマホ可。

2日目:6時起床。麻酔科の先生の説明待ち(午後)
   説明直前の非接触検温で37.3℃熱があり躊躇される;;
   PCR検査結果陰性。
この日もひたすらのんびり。オリーブオイルでヘソ掃除など。

3日目:8時前にオット来訪。※コロナのため、入退院・手術時ほか病院依頼の人しか面会不可
   血栓予防で着圧ソックスを履く。
   車いすで手術室へ。ゴムアレルギーということで帽子はゴムではなく紙に変更。
   まな板の鯉と化す。
   手術後、ストレッチャーで病室へ。
   ストレッチャーからベッドへ患者をスライドさせる板に感心。
   エコノミー症候群回避のためのエアマッサージャーを足に装着。
   オットは手術内容の話を聞き、洗濯物を持って帰宅。
   24時間夜中も1時間ごとに検温・血圧測定、背中の管確認、足のむくみ・お腹の傷を確認。
   体を拭いてもらう。紙パンツかぶれと張った下腹部との股ずれ的なかぶれはスルー。
   ※自分で動けない患者さんならもっと気を付けるのかも☆
   ※右腹部の腫れが少し大き目でかばって左尻に体重がずっとかかって皮膚がジュクジュクに→ 体勢を変えました;;
   麻酔のため痛くはないけれど、お腹が上の方までパンパンに張り、背中の管も気になり寝返りしづらい。
   入院説明のときの申告で「水分をとれないとつらい」と話したおかげか普通なのか夜から水を飲めるように。
   ストローで一口ずつ水を検温ごとにいただく。
   熱は38.6℃、頭と脇にもらったアイスノンが気持ちいい。
   手術中に不整脈が起きたため心電図をずっと装着。
   アレルギーあんなに確認したけれど酸素吸入器のズレ防止シリコン?でかぶれました;;

腹腔鏡の傷はおへそのところを3mmほどと、

帝王切開の跡のところに3.5cmほど。← ここだけ術後テープを3か月間貼り替え続けます。
うーん、すごい技術です。。!

4日目:朝食から普通食;; 無理です;;
   ごはんを味噌汁でゆるめて少し食べる。
   → このあと時間をあけて2回吐く。麻酔が強いため。
   麻酔が強いため、お小水(尿管をつけています)もあまり出ず、点滴を増やす。
   午後、麻酔を止め背中の管を抜く。痛くなってきて痛み止めを飲む。
   (薬は都度看護師さんを呼んで一粒ずつ口に入れるのを確認)
   心電図もこの時はずしたかも?
   熱は37~38℃前半台。
   ごはんは食べづらいので、おかゆにしてもらう。おかずそのまま食べられるものだけ。
   お小水の出が相変わらず悪いので予定通りには尿管抜けず。
   (麻酔のせいと言いつつ膀胱近くを切っているという心配もあり)
   午後から看護師さんと一緒に立って歩いて動くことになっていたけれど管抜けないため1度だけ。
   夕方以降はスタッフさんの数が減るせいか医師が少なくなるせいか尿管抜けず翌日抜くことに。
   お小水が出始めると、尿管にたまったのを時々流してもらわないと我慢しているような感じになるので
   看護師さん夜中も対応いただきお世話になりました;;

5日目:まだ熱は37℃台。アイスノン愛用。
   尿管を取ってもらい、最後の点滴が終わって針を抜く。
   シャワーして着替えてすっきりする。
   (腹部が張るので、ゆるい下着がいいです。くいこみ防止)
   娘から借りている本の続きを読めるほどに回復。
   こぎん刺しは翌日からに。
   自販機まで頑張ってよちよち歩き。
   喉が乾燥して咳が出るとお腹に響くので持参していたのど飴を時々なめる。

6日目:熱37℃台。朝食をパン食にしてもらったら食べやすくなりました。昼夕はおかゆ+ 普通おかず。
   午前中に内診、ポリープも取れてると言われた。異常なしとのこと。
   (手術ついでに頸管ポリープも取ったらしい)
   少し歩いたりベッドに腰をかけて普通に座っているようにしたり。
   週末で患者さんのいない外来の階にある自販機までコーヒーを買いに歩く。
   → 気づいたら下腹部が台地状に足はパンパンに張ってむくみ;; ベッドの上に足を伸ばす。
   脱いだ着圧ソックスを再び履く。
   ひたすらこぎん刺し。
   
7日目:熱36℃台。アイスノンが冷たいと感じるようになる。
   一晩横になって足のむくみがなくなった分、顔に水分が移動して顔がパンパンに;;
   看護師さんにお腹の張りを相談し、まぁお医者さんも来て、まぁまぁそんなものですという感じ。
   体重を計ったら入院時+2kg! に驚愕→ 思った通り水分だったらしく数日後もとに戻る。
   予定通り退院とのこと。
   迎えに来てもらうのに何時かわからないまま、薬が処方されたらすぐと言われつつ
   (痛み止めと、血液検査でまた貧血が出たので鉄剤を処方)
   10時半でも11時でもと10時に言われたので11時にしてもらってLINE でオットに連絡。
   薬がくるのが結局遅めで11時過ぎてからタクシーで帰宅~
   自宅では少し動いた方がいいと思いつつ足とお腹が張ってくるのでちょっと立ってはソファに足を上げて寝転ぶ。

以後、日に日にお腹の張りと足のむくみはありつつも少しずつ良くなり、
1週間後診察へは初めて外出して歩き、
ぼーぼーの学校の3者面談の予定も入っていたので、
お腹が張ってよちよち歩きでも、なんとか行ってきました。
いざとなったらタクシーに乗るつもりでしたがなんとか大丈夫でした☆

入院したときはギリギリ梅雨のようでしたが
世の中は暑い夏になっておりました~

その2日後にはバイオリンの練習を家でして3日後にはレッスンへ。
その翌日にはずっと立っているとお腹が張ってくるけれど座っていれば大丈夫と
合奏練習やこぎん刺し教室へ。
出歩きすぎて少し疲れました;; 暑いし明日はゆっくりします。

日に日にはっきりと回復。
手術~3日くらいは、やめておけばよかったかも;;と思いましたが
子宮は正しい形になりましたし、
傷も治っていくと思います。
筋肉がだいぶ落ちてしまったので少しずつ筋力をつけ、
お腹の部分的な腫れとちょっとの痛みもなくなってきたら
普通になっていくかなと思います~

しばらくは重いものは持てません。(いつまで?)
ネットスーパーと宅配生協利用。
自転車もしばらく乗れません。ってことで。
3か月後に再診です。

長々と失礼しました☆

追記
退院2週間後に傷口から体液が出まして💧
数パーセントの確率だそうですが細菌感染です。
どこにでもある黄体ブドウ球菌。
体液がたまっていた傷の内側ポケットを消毒するため
帝王切開の傷を切り開き直し。
1ヵ月の入院であります。。詳しくはまた後日。

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