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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

始まった! 注目の『世紀に残る場所』

2010年11月15日 | 相撲

注目の大相撲九州場所が初日を迎えました。

今場所の話題はなんといっても白鵬に尽きるでしょう。
あの双葉山の持つ69連勝という不滅の記録に挑んでいきます。

白鵬の初日の相手は、
怪力自慢の栃の心。
ある意味嫌な相手です。

しかし白鵬、
ものともしないで万全にしとめました。
今場所も充実しているところを、
初日から見せ付けました。
昨日の勝利で、
連勝記録は【谷風】という力士に並んだようですね。
谷風は、1777年~1782年にその記録を作ったようです。
いつの時代だ~
というくらい古い記録ですね。

それだけ大相撲というものには歴史があるわけです。

イチローの記録のときも、
古く埋もれてしまった記録(シスラーの年間最多安打を破ったときなど)にスポットライトが当たり、
それはそれで素晴らしいことだと思っていました。

そして白鵬のこの連勝記録も、
双葉山に再びスポットライトを当てる役割を果たしています。

不滅の記録といわれた69連勝。
そして不滅の大横綱といわれた双葉山。

誰もが名前だけは知っていても、
いつ頃のどんな力士かということは、
あいまいなままだと思います。

しかし白鵬のおかげで、
双葉山に再度スポットライトが当たり、
『どんなに凄かったか』
が、記録と”語り”によって蘇ってきています。

これこそが素晴らしいこと。

『国技・大相撲の不滅の記録である、双葉山の連勝記録をモンゴル人である白鵬に破らせたくない』
という言葉も、そこかしこで聞きますが、ワタシは
『ケツノ穴の小さいこと言いなさんなよ。白鵬を見て御覧なさいよ。彼は心も技術も体力も、心技体すべてに卓越した【大横綱】ですよ。ワタシは、自分が見た中で彼は大鵬、北の湖、千代の富士と並んで白鵬は既にあの年にして、歴史に名を刻む横綱であると思っているし、彼が今までの記録を塗り替えるのを本当に楽しみにしている』
と反論したい気持ちですよ。

素晴らしい横綱です。

モンゴル人というと、
朝青龍のイメージが強すぎるんじゃないかなあ。
だからちょっと引いてしまっている人が多いのではないかと思うのですが、
白鵬と朝青龍は、
まさにコインの裏表といってもいいと思います。

白鵬の連勝。

千代の富士のときのような盛り上がりが欲しいですね。

【国技】を任せるにふさわしい人物ですよ。

今場所は15日間、
全く目が離せません。

いよいよ始まったなあ。

ワクワクが止められません。

 

 


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