SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲九州場所  何とかせい、大関陣

2013年11月13日 | 相撲

『一年納めの九州場所』

大相撲九州場所が、
日曜日に初日を迎えました。

今場所の注目は、
なんといっても横綱・白鵬の5連覇。

どんなことがあろうとも、
どっしりと構えて動じずに土俵を務める姿、
双葉山が言った『木鶏』に近づいていっている気のする、
大横綱です。

白鵬のすごいところは、
これだけ【1強】のごとく毎場所優勝をして強さを見せつけ、
しかも外国人横綱にもかかわらず、
一般の相撲ファンに人気のあるところです。

やはりその人柄、
土俵を務める真摯な姿勢。

そのあたりが、
横綱を実力だけでなく人気の面でも、
『揺るぎない存在』にしているのだと思いますね。

そんな白鵬が、
初日から連勝をして万全の立ち上がりを見せています。
いつもの大相撲の”ルーティーン”です。

そしてその白鵬に対して、
”丁半ばくち”みたいな土俵を見せるのが西の横綱日馬富士。

全勝優勝か、
はたまた青息吐息でようやく10勝にたどり着くぐらいの成績か。

この人の相撲には、
『安定感』という言葉はないものの、
ひとたび体調が万全で調子に乗っていけば、
誰も止められないような”スーパーパワー”を発揮します。

今場所はなんだか、
『いい方の日馬富士』
を約1年ぶりぐらいに見られる気がしますね。
楽しみです。


まあ、
近頃の大相撲。

それでなくとも横綱と大関の『実力差』が顕著で、
何だか前半戦でバタバタとひとり、また一人と優勝戦線から脱落していくのが常になっちゃっています。
『大関のプライドとか気迫は、どこに行った』
という状況が続いていますよね。

それでもファンは、
『今場所こそやってくれるんじゃないか』
と期待して、
毎日大相撲放送を見たりするわけなんですけどね。

その大関陣が、
この【1年納めの】九州場所でも、
本当に情けない姿を初日からさらしてくれています。

昨日は稀勢の里がバタッと倒れて初黒星を喫したと思えば、
琴奨菊は休場、
琴欧洲も敗れて今日から休場が必至の状況です。

琴奨菊は全治3か月で、
来場所の出場も危ういらしいですね。

ということは、
この佐渡ケ嶽部屋の両大関は、
たぶん春場所では『ダブル陥落』の憂き目を見てしまうってことですかね。
(琴欧洲は初場所にすでに陥落だろうけど)

すると大量にいると思っていた大関も、
稀勢の里と鶴竜だけってことになっちゃうんだろうなあ。

豪栄道あたりが踏ん張って上がってくるかもしれないけどね。

それにしても大関という地位が、
なんとなく軽くなって来ちゃっている気がするのは、
ワタシだけかな?

ケガが著しく多くなってきたのは、
やっぱり力士全体の大型化と無縁ではないような気がしますがね。

それからなんとなく、
今の力士全体に、
昔と比べて体幹が鍛えられていないっていう気がしちゃっていますが、どうでしょうか。

白鵬、日馬富士の2横綱は、
やはり体幹が強いのか、
本当にどっしりとした感じがして、
『びくともしない』っていう表現がぴったりくるような相撲を取りますもんね。
(日馬富士は好調の時だけですが)

いずれにしても、
大関がもう少し土俵を盛り上げてくれなければ、
いつまでたっても今と同じ状況は続いていきますよ。

誰か救世主、
現れないかなあ。

遠藤は足の状態がすごく悪そうだし、
どうでしょうかね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明治神宮大会 展望 | トップ | あの浦和高校 劇勝で花園行... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

相撲」カテゴリの最新記事