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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

明治神宮大会 展望

2013年11月13日 | 大学・アマ野球

今年最後の学生野球の祭典、
明治神宮大会が今週末から開催されます。

今年最後の大きな大会。

毎度言うことですが、
この明治神宮大会は、
大学と高校で、
位置づけの全く違う大会です。

高校の部は、
秋の地区大会優勝校が集まる【最初の全国大会】。
来年の選抜高校野球大会の前哨戦として、
出場の各校にとっては、
『いまの立ち位置を確認し、春への糧にする』
大会です。

『目指すは日本一』
というよりも、
『全国の強豪相手に、いろいろと試してみたい』
のが本音。


一方大学の部は、
シーズンの最後を飾る【最後の全国大会】。

各地のリーグ戦を勝ち抜いての出場校が集まり、
雌雄を決する大会です。
まさに『大学野球のひのき舞台』と言えるでしょう。

ドラフトで指名された選手も多数出場しますし、
多くの4年生にとって『野球選手として、現役最後の舞台』ですから、
その攻防はまさに必見です。


さて、今年の大会。

【大学の部】

組み合わせ ⇒ http://www.student-baseball.or.jp/game/jingu/2013/2013jingu_college.html


大学の部は、
例年は東京六大学、東都大学の代表が2強を形成しますが、
今年はそこに、
連覇というキーワードが加わります。

春の全日本大学選手権を制し、
春秋連覇を狙うのは上武大学(関東第2代表)。

安定感抜群のエース横田を軸に、
得点力のあるシュアな打線が援護するチームです。

そして昨年の明治神宮大会を制し、
秋2連覇を狙うのは桐蔭横浜大学(関東第1代表)。

昨年からのエース小野に、横山、上田などが控える投手陣は強力。
関東代表決定戦では上武大学にも勝っており、
その安定感抜群の戦いぶりは今大会屈指。

この2校と六大学を連覇した明治大学、
エース九里を擁する亜細亜大が優勝争いの4強といったところでしょうか。

明治は春よりも格段に戦力アップした感じの戦いぶりが印象的。
特に打線が活発で、
このあたりは他の有力校よりも一段上の気がします。

亜細亜は相変わらず九里を中心として、
強豪チームとやるときはロースコアで凌ぎ勝つスタイルか。

その他では、
初戦に上武大との対戦が予想される関西1位、大商大に注目しています。


【高校の部】

組み合わせ ⇒ http://www.student-baseball.or.jp/game/jingu/2013/2013jingu_highschool.html


高校の部は、
正直分かりませんね。

旧チームから好選手が残ったチームは、
各地でことごとく苦杯を喫してしまい、
今大会に『注目の選手』はほとんど出場していないからです。

そして、
チームとしても、
選抜で優勝候補にまで上がるチームはほとんどないのではないかというのがワタシの見立て。

実際昨年の大会でも、
4強まで出場した『明治神宮組』はわずか1チームのみ。

今年もその傾向が強いのではと思っています。

各地区で、
優勝は出来なかったけどセンバツは出場してくるという学校の中に、
力を持ったチームが多数散見されるということもあります。


まあ、
それだけに『秋の勢い』を持ってこの大会で優勝を目指し、
今大会で自信をつけてチームに勢いをつけるという方が、
各校にとってはいいかもしれませんね。

一応八戸学院光星、龍谷大平安、沖縄尚学あたりが、
地区大会の成績を見ると有力という気もしますが。

しかし『選抜選考のボーダーライン』にいる学校にとっては、
何とか『わが地区の代表が優勝して、【明治神宮枠】を取ってきてほしい』
と切に願っているはずです。

そのあたりも考慮してみていくと、
面白いかもしれませんね。


いずれにしても地区大会からはちょっと間も空いているし、
東京地方は今秋から真冬のような寒さが続いています。

くれぐれも無理をして、
ケガや故障のないようにしてほしいと思っています。



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