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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

MVPは坂本、森。 新人王は村上、高橋礼。

2019年11月27日 | プロ野球

プロ野球アワーズが26日に行われ、
今年のMVPと新人王が発表になりました。

今年の最高殊勲選手であるMVPは、
セ・リーグが坂本勇人(巨人)、
パ・リーグが森友哉(西武)となりました。

新人王はセ・リーグが村上(ヤクルト)、パ・リーグが高橋礼(SB)でした。



両リーグのMVPは、
セ・リーグがショートの坂本、
パ・リーグがキャッチャーの森。

守備でもチームの要のポジションで、
このポジションをこなしながらこの打撃成績は見事というほかないですね。

坂本は.312 40本塁打 94打点。

見事なバランスの取れた成績で、
特に目立ったのはホームランの多さですね。
右に叩き込む特大のホームランには舌を巻きました。
いまがまさにキャリアのピークを迎えているといってもいいでしょう。

そして巨人の選手については、
大半の選手が「ここで骨を埋める」と思っているところが、
ファンにとってはたまりませんよね。
最高のフランチャイズ・プレーヤーです。
巨人のみならず日本プロ野球の顔として、
これからも活躍を期待しています。

一方の森は今年ほとんどの試合でマスクをかぶりながら、
.329で首位打者を獲得。
23本塁打 105打点と、
すべての面で自己最高の記録を残し、
充実の1年を過ごしました。

ライオンズのファンとしての目線でいえば、
正直捕手としては「まだまだ」ですし、
森で落とした試合も多かった今年の戦いぶりでした。

しかしことバッティングということになれば、
本当に森は天才の上に”ど”のつく「ど天才」だと思います。
もう彼なしで西武のオーダーを組むことも無理ですし、
まさに打線の中心として、
打撃で勝っていくチームを引っ張っていくプレーヤーですね。

まあ西武の事ですから、
どこまで彼がこのチームでプレーをするかはわかりませんが、
球団史上に残る打てる捕手ですね。

今の栗山・山川の同級生コンビのように、
どうか山川・森の同期コンビがフランチャイズ・プレーヤーとしてチームを長く支えていってもらえないかなあ。。。。。
すぐに選手が「卒業」してしまう西武ファンの、
ささやかながら儚い願いです。

新人王は、
激戦のセ・リーグは村上が制しましたね。
阪神ファンにははなはだ不本意だと思いますが、
やはり36本塁打というインパクトは絶大だったようです。

果てしないポテンシャルを持った選手だと思いますが、
来年はたぶんかなり苦しむことになるのではと思います。
そこを抜けた先には、
ホンモノのホームランバッターとしての輝ける未来が待っていると思います。

決して腐らず、迷わず、
ホームラン道を極めてほしい・・・・そう思います。

パ・リーグはもう、
迷うことのない圧勝で高橋礼が新人王に輝きました。

12勝というその実績以上のインパクトを与え、
さらに秋には「日本の顔」として君臨しました。

低い位置からの140キロを超える球は、
本当にエグいですね。

高校時代からよく見た投手なんですが、
大学時代に「伸び悩んでいるのかな?」と思った時期もあったものの、
プロに入ってからこれほど急成長を遂げた投手も珍しいぐらいです。

これもまた層の厚く競争の厳しいSBならでは、
そんなことも思いますね。

最優秀監督は巨人の原辰徳監督と西武の辻監督。
まあ、両リーグの優勝監督という事で、
納得の選出です。
SBの工藤監督は正力賞ですしね。

あの主力が抜けまくった戦力で身を削りながらV2を達成した辻監督には、
本当にファンとしてお礼の仕様もないというのが本音。
しょ~もなかったチームを立て直して、
Bクラスの連続で退潮傾向が顕著だったチームを、
就任から3年間2位・1位・1位と引き上げた功績は、
黄金期に指揮を執った広岡・森両監督に劣るものではありません。

またまた来年厳しい状況に追い込まれますが、
しっかり戦ってほしいと思います。
これは愚痴ですが、
この3年間に出ていった選手たちがいまもチームに残ってくれていたら、
いったいどんなに強いチームだったんだろうと思うと・・・・・・・・涙、涙ですね。
(岸、牧田、炭谷、浅村、野上、菊池、秋山……まあこれでもかって、出ていくチームだなあ。)


ということで、
遅くまでやっていたこの表彰、
やっぱり最後まで、楽しく見てしまいました。



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