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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

プロ野球ベストナイン決定

2019年11月27日 | プロ野球

プロ野球はベストナインが決定。
選ばれた面々を見ると、
今年1年のプロ野球の様々なシーンがよみがえってきますね。

さてその選手たちです。

【セ・リーグ】

▽投手  山口俊(巨人)初受賞

▽捕手  会沢翼(広島)3年連続3度目

▽一塁手 ビシエド(中日)2年連続2度目

▽二塁手 山田哲人(ヤクルト)2年連続5度目

▽三塁手 高橋周平(中日)初受賞

▽遊撃手 坂本勇人(巨人)2年連続5度目

▽外野手 鈴木誠也(広島)4年連続4度目

     丸佳浩(巨人)4年連続5度目

     ソト(DeNA)2年連続2度目

 【パ・リーグ】

▽投手  千賀滉大(ソフトバンク)初受賞

▽捕手  森友哉(西武)2年連続2度目

▽一塁手 山川穂高(西武)2年連続2度目

▽二塁手 浅村栄斗(楽天)4年連続4度目

▽三塁手 中村剛也(西武)4年ぶり6度目

▽遊撃手 源田壮亮(西武)2年連続2度目

▽外野手 秋山翔吾(西武)3年連続4度目

     吉田正尚(オリックス)2年連続2度目

     荻野貴司(ロッテ)初受賞

▽DH   デスパイネ(ソフトバンク)2年ぶり2度目

セ・パともに非常に順当な選出ではありますが、
セ・リーグのサードは岡本じゃないの?
思ったのはそのぐらいですかね。

パ・リーグは、
予想通り西武から大量の打者が選出されました。

誇らしいことは確かですが、
昨年の浅村に続いて今年の秋山も、
ベストナインを獲得した年にチームを離れるという事で、
やっぱり寂しいことです。
印象としては、特にパ・リーグは外国人選手が少ないなあという事。
個人的には、
外野ではグラシアルが選出されてもいいのではと思いますがね。

ベストナインといえば、
本当に「リーグの中で、そのポジション最高の選手」という事ですから、
何よりも名誉なことだと思います。
凄い成績を残しても、
同じリーグの同じポジションにもっとすごい人がいれば取れないわけですし、
選手にとってはとてもうれしい賞なのではないでしょうかね。

プロ野球は今年の表彰が始まると、
完全に「ストーブリーグだなあ」という感覚になりますね。
それと同時に、
移籍選手の行き先もちらほらと決まりだしたり、
新加入の選手が発表されたりして、
新たな年の陣容が明らかになってくる季節です。

この季節は、
とにかく各チームのファンとも、
希望に満ち溢れた季節です。

頭の中で皮算用して、
各チームのファンとも「おお、来年はもう、最低でも100勝は行くなア」とか、
バラ色の年を思い浮かべるわけですね。

しかしキャンプが解禁となり、
オープン戦が始まり・・・・・となると、
どんどん、どんどん”現実”というのが見え始めて、
ペナントレースが始まってしばらくすると「・・・・・・・」となる。
そんなことをまあ半世紀近くも繰り返しているわけです、ワタシなんぞ。

最近の西武について言うと、
このオフシーズンにどんどん選手が「流出」していって、
新入団の選手がどうもパッとしないところを見るにつけ、
「ああ、去年よりも、確実に弱いなこりゃ」
なんて思いを毎年のように抱いています。

巨人とか阪神、SB、
そして最近の楽天などは「FA]と聞くと、
「今年は誰を獲りに行くか」という事が思い浮ぶと思いますが、
西武、広島、そしてハムなどのファンは、
FAと聞けばネガティブな思い出しかない。。。。
そんな感じだと思います。

来年は〇〇がFA権取るんだ、
おっ再来年は△△と◇◇かあ。。。。

そんなことをリスト化して、
毎年そんな「巣立っていく選手たち」の穴をどう埋めるんだ・・・・・
なんて考えているココロモチは、
毎年FA選手を獲りまくる球団のファンにはわかるまいなあ。。。。。。


考えてみれば、
ヒトが特定のチームのファンになるきっかけというのは限りなく偶然の産物が主で、
近くに住んでいるからとか、たまたま見に行った試合で感動しちゃったとか、
友達がファンでほだされてとか・・・・・、
そんなことですよね。

しかしそのチームのファンになったが運の尽き。
弱かったり渋ちんだったり球場が汚かったり、
そんなことは応援する人たちの持っている資質には何の関係もなく、
たまたま応援しているそのチームがなあ・・・・・・
ってことですから、
その不運を呪ったりしているんですよねえ。。。。。

でも、
そう簡単に応援するチームって、
変えることは出来ないっていうところがファンのファンたるゆえん。

そして思うんですよ。
「ところでオレ、なんでこのチームを応援してんだろ」って。


しかしながら、
そんな弱かったりしょうもなかったりするチームがある時突然ブレークして、
そして優勝するなんてことがあると、
その爆発する喜びは、
常勝チームのそれよりも数倍、いや、数百倍嬉しいってことは、
ワタシも身に染みていますから。。。。。
(正直常勝時代の西武の優勝よりも、苦節30年以上で初優勝したエンジェルスのまさかの初優勝の方が、100倍ぐらいうれしかったですから。。)

いつか来るであろう「その日」を夢見て、
応援し続けるという訳なんですよね。
毎年毎年、
球団には文句をたらたら言いながら。。。。

そんなプロ野球、いや、プロスポーツ、
やっぱりワタシ達の「暮らし」に、
深く根付いていると言えるでしょうね。


ああ、
仕方ねえけど、
来年も応援すっとするかな。。。。。


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