日本シリーズ第6戦は神戸で行われ、
ヤクルトが延長を制して、
4勝2敗で日本一を決めました。
それにしても、
野球の神様はホント粋なことやりますね。
このままではヤクルトの価値はなくなるという12回2死。
ここから塩見がヒットを放ち塁に出て、
ここで起用されたのは”代打の神様”川端。
そしてパスボールで塩見が2塁に進むと、
オリックスの前進守備をあざ笑うかのような、
「ここしかない」というショートの後ろ、レフトの前に落とす芸術的なヒット。
レフトは守備に不安のある吉田。
「無理かな?」
と一瞬思いましたが、
俊足の塩見が加速してホームへ向かうと、
吉田からのバックホームは遅く勝ち越し。
「最後はこの人が決める」
というところにまわってきて、
この激闘の日本シリーズを締めくくる一打につながるとは。。。。。
まさに「神の采配」そのものでした。
最後は守護神・マクガフが抑えましたね。
第1,5戦では痛いところで打たれて2敗を喫していたこの守護神でしたが、
3・4戦に続いてこの6戦では、
見事な投球を見せてくれました。
思い返せば、
ハラハラ・ドキドキのこの日本シリーズを、
見事に演出してくれたのはこの守護神でしたね。
それにしても寒そうでした。
ぬくぬくとした家の中で観戦していたので、
画面から流れてくる映像に、
何だか申し訳なさを感じていました。
何しろ選手たちの吐く息は今にも凍りそうなほどの、
白い息でしたから。
手もかじかんでいる感じで、
ホント両軍の選手たち、
お疲れさまでした。
最後の最後、
日本一が決まると、
ヤクルトの選手たちは涙、涙で、
こちらまでもらい泣きの状態でした。
シリーズを決めた川端、主砲の村上は号泣、
山田、青木、石川らの目にも涙。
なんだかホント、
いいシーンでした。
ヤクルトらしい、
何だか温かみのある優勝でしたね。
20年ぶりの日本一。
長く待ちましたが、
本当にその20年分の思いがあふれる、
そんな優勝になりました。
今年のヤクルト、
本当に試合を重ねるごとに、
投打のバランス、そしてベテランと若手のバランス、
ぴったりと取れてきて、
いいチームになりました。
そしてそれを、
シーズンの終盤、
さらにCS,日本シリーズという短期決戦の場にも、
いかんなく発揮してくれました。
見事な優勝だったと思います。
敗れたオリックスは、
この第6戦ではエース山本に試合を託し、
その山本は期待にたがわぬピッチングを見せて9回まで力投しましたが、
打線がつながらず援護できずに最後、延長に入ってから突き放されました。
しかし左右のエースを擁し、
野手にも若くてポテンシャルの高い選手を何人も擁し、
これからあの阪急の時代に戻ったような黄金時代を築いていける可能性を、
十分に感じさせてくれるチームでした。
来季からのチームの成長が、
とても期待されますね。
ということで、
ホント今年の日本シリーズは面白かった。
毎試合手に汗握り、
最後まで目が離せませんでしたね。
やっぱり日本シリーズはこうでなくちゃ。
セもパも、
やっぱりしっかりと優勝して勝ち抜いてきたチーム同士がやるというのが、
いいですね。
そんなことも思いました。
あんなに寒空の下野球をやったんですから、
両軍の選手、スタッフたちは、
温泉にでも浸かって、
ゆっくりと英気を養ってくださいね。
野球の素晴らしさ、
存分に感じた今年の日本シリーズでした。
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そんな思いを寄せられる最高のシリーズだったと思いますね。
阪神、巨人だったらこのような白熱した展開になったかどうか怪しいもんです。
ヘタすりゃ3年連続4タテくらってたかもしれません。
やっぱり日本シリーズはこうでなくっちゃね。
今回つくづく痛感いたしました。
PS
それにしても寒そうでしたね。
お客さんなんか特に寒そうで気の毒でした。
しかしファン心理としてはそれ以上に見届けたい気持ちが優っているのでしょうね。
体調面が心配になりました。
それにしても、本当に面白いシリーズでした。
実力伯仲、そしてなんだかとてもフレッシュな感じがして、
ワタシとしては本当に「何年ぶり?」というぐらい久しぶりに、
全イニングをくまなく見たシリーズとなりました。
優勝決定後のヤクルトナインの涙、
良かったですね。
青木、石川、川端ら長くヤクルトの屋台骨を支えてきた選手たちの涙には、
グッと来てしまいました。
それにしても、
第6戦の神戸は寒そうでしたね。
12月にならんとする日程で外の球場で試合するの、
ちょっと無理がある感じがしました。
私見なんですが、
日本シリーズは、土日開催の1,2戦、6,7戦はデーゲームにするのはいかがかなと思います。
シーズン中やCSはデーゲームなんですから。
デーゲームの方が、ワタシのようなオールドファンには日本シリーズらしくてグッときちゃうんですけどね。
いずれにしても、
最初から最後まで、
堪能できたシリーズでした。