さて、今年も高校野球の夏がやってきます。
第106回全国高校野球選手権大会。
何しろ100年を超えるこの高校野球、
誰がなんと言おうとも、
ワタシは「日本の夏の風物詩」だと思っていますし、
すでに日本の文化の一つであるとまで思っています。
そしてこの大会は、
「世界最大のスポーツトーナメント大会」だと思っていますし、
「世界サイコーに面白いトーナメント」だと思っています。
毎年夏がやってくると、
高校野球を見られる嬉しさがこみあげてきて、
夢中で7,8月を駆け抜けてしまいます。
気がつけばもう9月はすぐそこ・・・・・
そんな風景が毎年繰り広げられるわけです。
さあ、そんな甲子園。そして予選大会。
昨今はホント、
甲子園に対してもいろいろ言われていて、
大会が少しずつ変化しているのは間違いありません。
しかし本質的なもの、
高校球児たちが、
ただ勝つことを目指して、
一心不乱にボールを追いかけるという風景は、
100年経とうが変わることはありません。
その素晴らしい姿を残すために、
周りはその時々に合わせて、
レギュレーションを変化させていったら、
いいんだと思います。
というわけで今年。
例年予選の展望を各地区ごとに書いていましたが、(ワタシの子供のころから考えると、もう40ン年書き続けています。)
今年はな~んだかしっかり時間が取れず、
各地区の春季大会をしっかりとリビューできずにいたので、
涙を呑んで今年は「見出しだけ」にしました。
なんだか書いていて消化不良なことこの上ありませんが、
その分今年は、
夏の予選はしっかり見て、
「勝手に分析」をしていこうと思っています。
今年の予選展望は見出しだけなので、
東日本編、西日本編の2回だけです。
≪第106回全国高校野球選手権大会≫
- 予選展望 1 東日本編 -
【北北海道】(参加校70チーム)
春の全道準Vのクラーク国際が本命。注目の速球派、田中の旭川実、まとまりの遠軽が迫る。
◎ クラーク国際
〇 旭川実 遠軽
△ 白樺学園 旭川志峯 帯広大谷
▲ 帯広農 別海
【南北海道】(参加97チーム)
絶対王者・北海が突き進む。打の東海大札幌は打ち勝つ決意、北照は5年ぶりの夏へ、投手力を充実させた。
◎ 北海
〇 東海大札幌
△ 北照 駒大苫小牧 札幌日大
▲ 札幌大谷 札幌国際情報 札幌第一
【青森】(参加48チーム)
全国屈指の好投手の宝庫。関・桜田の2枚看板の青森山田に、洗平の八戸学院光星。弘前学院聖愛には吹田、八戸工大一には金渕がいる。
◎ 青森山田
〇 八戸学院光星
△ 弘前学院聖愛
▲ 八戸工大一
【秋田】(参加38チーム)
連覇に挑む明桜。秋制覇の金足農との初戦が大注目。春準Vの名門・秋田商や秋田南らがどこまで迫る?!
◎ 明桜
〇 秋田商 秋田南
△ 金足農 横手青陵学院 秋田修英
▲ 秋田 本荘 能代松陽
【岩手】(参加55チーム)
連覇へ視界良好、花巻東。ライバルの盛岡大附、一関学院が追う。盛岡三、大船渡の公立勢はどうなる。
◎ 花巻東
〇 一関学院 盛岡大附
△ 盛岡三 大船渡
▲ 専大北上 盛岡誠桜
【山形】(参加40チーム)
好投・強打の鶴岡東か、連覇狙う経験値高い日大山形か。酒田南、羽黒、東海大山形らの強豪も覇権狙う。
◎ 鶴岡東
〇 日大山形
△ 東北文教大山形城北 酒田南
▲ 東海大山形 羽黒
【宮城】(参加59チーム)
崩せるか、絶対王者・仙台育英の牙城。東陵、東北、聖和学園ら、強豪が逆転を狙う。
◎ 仙台育英
〇 東北 東陵 仙台城南
△ 聖和学園 仙台商
▲ 古川学園 東北学院榴ヶ岡 東北学院
【福島】(参加62チーム)
夏の聖光学院が絶対的に優位な構図は変わらない。選抜を経て学法石川がどこまで迫れるか、光南はあと一歩の壁破れるか。
◎ 聖光学院
〇 学法石川
△ 光南
▲ 日大東北 東日本国際大昌平 磐城
【茨城】(参加88チーム)
センバツ経験した常総学院が大本命。鹿島学園が追い、土浦日大・霞ケ浦・明秀日立の強豪も虎視眈々。
◎ 常総学院
〇 鹿島学園
△ 土浦日大 霞ケ浦 明秀日立
▲ 水戸一 水戸商 藤代 つくば秀英
【栃木】(参加56チーム)
春の関東を制した白鴎大足利、ドラ1候補のエース昆野が君臨。秋関東Vの作新学院にも、江川二世・小川がいる。
◎ 白鴎大足利 作新学院
〇 文星芸大付 佐野日大
△ 国学院栃木 青藍泰斗
▲ 宇都宮商 石橋
【群馬】(参加59チーム)
選抜制覇の健大高崎が圧倒するか。ドラフト候補・清水の前橋商が対抗馬。健大ブロックの強豪、桐生一や前橋育英が巻き返せるか。
◎ 健大高崎
〇 前橋商
△ 前橋育英 明和県央
▲ 桐生一 樹徳 高崎商大付
【山梨】(参加32チーム)
大本命・山梨学院に死角はあるのか。大会序盤で激突する対抗馬、東海大甲府に秘策は?!
◎ 山梨学院
〇 東海大甲府
△ 日本航空 甲府工 日大明誠
▲ 駿台甲府 帝京三
【埼玉】(参加142チーム)
大混戦の埼玉大会。本命は強打の花咲徳栄、浦和学院・昌平が差なく続く。山村学園、春日部共栄がどこまで絡める?!
◎ 花咲徳栄
〇 昌平 浦和学院
△ 山村学園 春日部共栄
▲ 埼玉栄 西武台
【千葉】(参加148チーム)
中央学院・専大松戸が東西の横綱も、ノーシード爆弾多数で波乱含み。木更津総合、習志野が夏の強さ見せると一気に頂点も。
◎ 中央学院 専大松戸
〇 木更津総合 習志野
△ 千葉経大付 拓大紅陵
▲ 千葉英和 銚子商 東海大市原望洋
【神奈川】(参加168チーム)
名門の横浜・東海大相模が覇権争う。昨年全国制覇の慶応、秋制覇の桐光学園に、春優勝の武相も狙いを定める。
◎ 横浜
〇 東海大相模
△ 慶応 桐光学園 武相
▲ 日大藤沢 桐蔭学園 向上
【東東京】(参加127チーム)
今年こそ復活の帝京が気合満点。関東一、二松学舎の2強の追撃に、明大中野が初を狙って覇権争いに食い込むか。
◎ 帝京
〇 関東一 二松学舎大付
△ 明大中野 修徳 日大豊山
▲ 城西 岩倉 東亜学園
【西東京】(参加124チーム)
ゆるぎない、本命・東海大菅生、対抗・創価、ダークホース・国学院久我山。名門の国士舘、日大三らは夏での復活を誓う。
◎ 東海大菅生
〇 創価 国学院久我山
△ 国士舘 日大三 日大鶴ケ丘
▲ 早実 明大中野八王子 佼成学園 桜美林 桐朋 工学院大付
【静岡】(参加107チーム)
春4強、加藤学園、静岡、浜松開誠館、東海大静岡翔洋が大激戦も、常葉大菊川、日大三島、藤枝明誠に豪腕がいる知徳も絡むか。
◎ 加藤学園 静岡
〇 浜松開誠館 東海大静岡翔洋
△ 常葉大菊川 日大三島 藤枝明誠
▲ 知徳 静岡商 聖隷クリストファー
【愛知】(参加173チーム)
中京大中京と愛工大名電が本命も、享栄、東邦も引かない。4強の争いに割って入れるか、選抜出場の豊川。
◎ 愛工大名電 中京大中京
〇 東邦 享栄
△ 豊川 至学館
▲ 中部大春日丘 誉 愛知
【岐阜】(参加64チーム)
県岐阜商が2年ぶりの夏に視界良好。岐阜一・市岐阜商は投手力が高く、中京・大垣日大の両強豪も侮れない。
◎ 県岐阜商
〇 岐阜一 市岐阜商
△ 中京 大垣日大
▲ 帝京可児 岐阜城北
【三重】(参加60チーム)
選抜出場の宇治山田商と春の東海準Vの菰野が双璧。津田学園に昨夏Vのいなべ総合も力を持つ。
◎ 宇治山田商 菰野
〇 津田学園 いなべ総合
△ 三重 海星 津商
▲ 昴学園 近大高専
【新潟】(参加67チーム)
悲願の初出場へ、帝京長岡。その機は熟した。。日本文理が名門の意地で阻止できるか。
◎ 帝京長岡
〇 日本文理
△ 関根学園 中越
▲ 開志学園 東京学館新潟 加茂暁星
【長野】(参加73チーム)
上田西と都市大塩尻のマッチレースの様相も、名門の松商学園、佐久長聖は夏に強く予断を許さない。
◎ 上田西 都市大塩尻
〇 松商学園 佐久長聖
△ 松本国際 長野日大
▲ 日本ウェルネス長野 小諸商
【富山】(参加40チーム)
富山の夏は例年通り。富山の早慶戦、富山商と高岡商の決戦で、甲子園が決まる。
◎ 富山商
〇 高岡商
△ 富山一 高岡一
▲ 氷見 新湊 桜井 高朋
【石川】(参加43チーム)
今年も星稜と日本航空石川のマッチレースも、星稜が優位か。小松大谷も例年通り夏は食い込んでくる。
◎ 星稜
〇 日本航空石川
△ 小松大谷 遊学館
▲ 金沢学院大付 金沢
【福井】(参加27チーム)
福井工大福井と敦賀気比が盤石な体勢つくる。名門・福井商がどうこの牙城崩すか。連覇狙う北陸も面白い存在だ。
◎ 敦賀気比 福井工大福井
〇 福井商 北陸
△ 若狭 啓新
▲ 高志 坂井
次回に続く