≪第106回全国高校野球選手権大会≫
- 予選展望 2 西日本編 -
【滋賀】(参加48チーム)
湖国の盟主はやはり近江。実力上げる滋賀学園が肉薄する。
◎ 近江
〇 滋賀学園
△ 彦根総合
▲ 八幡商 比叡山 綾羽
【京都】(参加73チーム)
京都国際が春の近畿大会制し大本命に。選抜出場の京都外大西が肉薄し、龍谷大平安も要注意。
◎ 京都国際
〇 京都外大西
△ 龍谷大平安 立命館宇治
▲ 京都翔英 鳥羽 京都両洋
【大阪】(参加155チーム)
大本命ではないが、やはり大阪桐蔭が有力。履正社は戦力アップで狙いを定め、大院大高は春の勢いを保てるか。
◎ 大阪桐蔭
〇 履正社
△ 大院大高 興国
▲ 東海大大阪仰星 関大北陽 大商大高 金光大阪
【兵庫】(参加152チーム)
センバツ2年連続準Vの報徳、期するものが違う。3連覇が視界の社、秋・春準Vの須磨翔風は初の甲子園狙う。
◎ 報徳学園
〇 社
△ 須磨翔風 明石商 東洋大姫路
▲ 神戸国際大付 神戸学院大付 東播磨
【奈良】(参加34チーム)
超強力打線の天理が1番手。ライバル智弁は、春の雪辱を期す。奈良大附、高田商も面白い。
◎ 天理
〇 智弁学園
△ 高田商 奈良大附
▲ 橿原 橿原学院 郡山 法隆寺国際
【和歌山】(参加36チーム)
智辯和歌山の優位は動かない。選抜出場の耐久、田辺は投手力軸にどこまで食い下がれるか。
◎ 智辯和歌山
〇 市和歌山
△ 耐久 田辺 和歌山東
▲ 和歌山商 初芝橋本 日高
【岡山】(参加57チーム)
春広陵を倒した倉敷商が本命に躍り出る。創志学園は選手の質の高さは県下随一。
◎ 倉敷商
〇 創志学園
△ 玉野光南 おかやま山陽 岡山理大付
▲ 関西 倉敷工 岡山城東
【広島】(参加86チーム)
例年通り、広陵が大横綱で、全国制覇狙う。尾道は春の中国大会制して強力なライバルへ。
◎ 広陵
〇 尾道
△ 海田 広島新庄
▲ 広島商 崇徳 呉 広島国際学院
【山口】(参加53チーム)
宇部鴻城、高川学園が強い。そこに下関国際がどう加わるか。名門の南陽工も虎視眈々。
◎ 宇部鴻城 高川学園
〇 下関国際 南陽工
△ 西京 柳井学園
▲ 宇部商 早鞆 岩国
【鳥取】(参加22チーム)
鳥取城北と米子松陰の2強が東西の横綱。「全国制覇」旗印の米子東、どこまで迫る?!
◎ 鳥取城北
〇 米子松陰
△ 米子東 鳥取商
▲ 倉吉東 米子北 八頭
【島根】(参加38チーム)
浜田、大社の公立名門の浮上あるぞ。立正大淞南、益田東に石見智翠館と、私学の有力校はどっしりと構える。
◎ 益田東 立正大淞南
〇 浜田 大社
△ 石見智翠館 開星
▲ 矢上 大田
【香川】(参加38チーム)
高松商が安定した戦力で本命。尽誠学園も久々の充実した戦力で狙う。英明は連覇狙い打線を強化。
◎ 高松商
〇 尽誠学園
△ 英明
▲ 大手前高松 四国学院大香川西 志度 丸亀
【徳島】(参加28チーム)
絶対エース・吉岡擁し阿南光が春夏を狙う。夏の絶対王者・鳴門に、大エース・川勝で勝負に出る生光学園も圏内へ。
◎ 阿南光
〇 鳴門 生光学園
△ 徳島商 池田
▲ 小松島 富岡西
【愛媛】(参加48チーム)
松山商の復活に、県内が沸く。長きにわたるライバル・今治西も急成長。50年前の覇権争いと同じ構図に、グッとくる。
◎ 松山商
〇 今治西 済美
△ 宇和島東 松山聖稜 新田
▲ 小松 川之江 聖カタリナ
【高知】(参加23チーム)
明徳の時代は続くのか、それとも。。高知、高知商のライバルが肉薄し、岡豊や昨夏出場の高知中央も要注意。
◎ 明徳義塾 高知
〇 高知商
△ 岡豊 高知中央
▲ 土佐 高知小津 中村
【福岡】(参加135チーム)
九国、大濠、西短の3強がつばぜり合いで、どこが抜け出す?!春飛び出た東海大福岡、春日、大牟田も迫りくる。
◎ 九州国際大付 福岡大大濠 西日本短大付
〇 東海大福岡 春日 大牟田
△ 飯塚 九州産 東筑
▲ 筑陽学園 東福岡 折尾愛真 福岡工大城東
【佐賀】(参加36チーム)
今年こそがばい旋風再現か、佐賀北。安定感抜群の唐津商がトップとの声も。龍谷も急伸してきた。
◎ 唐津商 佐賀北
〇 龍谷 有田工
△ 神崎清明 鳥栖工
▲ 佐賀商 早稲田佐賀 東明館
【長崎】(参加49チーム)
本命は秋春連覇の長崎日大。秋春準Vの海星は投手陣が安定、連覇狙う創成館も逆転可能。
◎ 長崎日大 海星
〇 創成館
△ 大崎 長崎商
▲ 波佐見 九州文化学園 清峰
【熊本】(参加52チーム)
秋の九州制し選抜出場の熊本国府が勢い取り戻すか。春制した文徳はエースが安定感。伝統の熊本工と九州学院が追い上げる。
◎ 熊本国府 文徳
〇 熊本工 九州学院
△ 有明 東海大熊本星翔
▲ 専大熊本玉名 ルーテル学院 秀岳館
【大分】(参加41チーム)
大本命の明豊がコロナ明け4連覇へひた走る。ひるまない大分舞鶴がどんでん返し狙えば、鶴崎工・佐伯鶴城の伝統校も上がってきた。
◎ 明豊
〇 大分舞鶴
△ 鶴崎工 佐伯鶴城 大分
▲ 津久見 杵築 大分国際情報
【宮崎】(参加46チーム)
延岡学園が2年生エース・藤川で久々の覇権奪回へ。選手の質高い宮崎商が追う。
◎ 延岡学園
〇 宮崎商
△ 日南学園 聖心ウルスラ 日章学園 富島
▲ 宮崎北 小林秀峰
【鹿児島】(参加64チーム)
圧倒的な戦力で神村学園が連覇へ最右翼。伝統の鹿実、樟南がどこまで追いつめていけるか。
◎ 神村学園
〇 鹿児島実 樟南
△ れいめい 鹿屋農
▲ 鹿屋中央 鹿児島城西
【沖縄】(参加60チーム)
興南、沖縄尚学の「県内2強」に、新顔が挑戦状。エナジックスポーツ、日本ウェルネス沖縄の両校に注目だ。
◎ 興南
〇 沖縄尚学
△ エナジックスポーツ 日本ウェルネス沖縄
▲ 宜野座 具志川商
ということで、
今年の106回大会の予選展望、終了です。
今年も、5年前に書いた言葉で、締めさせてもらいます。。。。。。。
~以下は5年前に書いたことの引用です。これで締めさせてもらいます。~
例年書くことなのですが、
高校野球はファンにとっては「甲子園」が中心ですが、
本のタイトルではないですが多くの高校球児にとってはまさに「甲子園だけが高校野球じゃない」のはまさに自明の理。
それぞれの心の甲子園は、
まさにこの各地方の球場の中にこそあります。
4000にならんとする高校の中から、
甲子園に登場できるのはわずか49校。
甲子園を前に敗れ去り、涙にくれるチームは3900有余校。
その現実が、
毎年夏になるたび、
ワタシの前に姿を現してきます。
そのあまりにもドラマチックな現実に、
時には打ちのめされ、時には涙しながら、
粛々とこの夏の2か月を過ごす、高校野球オヤジです。
日本の夏は、誰が何と言っても「高校野球の夏」。
決して甲子園だけではない地方大会からのドラマが、
今年も日本中を熱くしてくれることでしょう。
高校球児の皆さん、特に最後の夏を迎える3年生にとっては、
やはりこの夏「完全燃焼」してほしいと思います。
グラウンドに立っていようがいまいが、
そんなことはどうでもいい。
自分の中で「完全燃焼」して「やり切った」という充実感を味わい、
それを明日からの糧にしてほしい、
そう強く願っています。
新しい時代に、
新しい人たちが、
また集ってくるニッポンの夏。
今年も、堪能しましょう。
頑張れ~~~~高校球児たち!!!!