goo blog サービス終了のお知らせ 

SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

安美錦 ついに引退

2019年07月17日 | 相撲

大相撲名古屋場所。
昨日は両横綱がしっかり勝って、
いよいよ落日決戦に向け、
充実した内容を見せてきました。

特に鶴竜は、
前日白鵬に土をつけた逸ノ城に対し、
横から攻めて相手を崩すという相撲巧者ぶりを見せつけて完勝、
ひとり全勝を守りました。

そんな中、
「いつかはくる」
と覚悟していた〝その日〟がついにやって来てしまいました。

それは、
十両で相撲を取っていた現役最年長、
40歳の安美錦の引退です。

今場所は2日目に古傷の膝を痛めて3日目から休場。
来場所は幕下への陥落が確実になったことから、
引退を決意し、
この日の発表となったわけです。

残念!

そんな感想しかありませんが、
それ以上に「ご苦労様」という言葉がすぐに頭の中に浮かんできます。
本当に長い間に渡り、
角界を支えてきた看板力士で、
ケガの影響で大関、横綱への昇進はならなかったものの、
確かな足跡を残してくれました。

そしてベテランになってから、
本当にその存在感を存分に発揮してくれましたし、
大相撲が揺れに揺れた2010年周辺では、
本当に角界の看板として陰に陽に、
相撲というものを支えてくれました。

そういった意味では、
ご苦労様よりも、
ありがとうという言葉が最も似合うかな?!

十両に最初に落ちた時点から、
この日がくるのは覚悟していました。

しかし安美錦は、
この十両で踏ん張って幕内再入幕という「最後の大きな花火」をあげてくれたのも、
本当に思い出に残ります。

あの再入幕の場所での館内割れんばかりの大声援、
すごかったです。

今後はその「業師」としての真髄を、
後進に伝えていってほしいですね。
伊勢ケ浜部屋から、
次々に腹の座った業師が飛び出してくるのを、
楽しみに待っています。

そういえば安美錦は、
確か長いこと角界の「独身会の会長」じゃなかったっけ?

大ベテランになってから、
満を持して綺麗な奥さんをめとり、
かわいい子供にも恵まれたんじゃなかったっけな!

まだまだ若々しく相撲を取っていたのは、
そんなモチベーションもあったからかな?

おっと、
大きなお世話でした。。。失礼。

安美錦のワタシが一番思い出に残る相撲は、
なんといっても何時ぞやの場所の初日に、
横綱白鵬に見事に勝った相撲。
たまたま両国に見にいっていたので、
忘れられない一番です。

白鵬はまさに全盛期でしたから、
その瞬間館内に舞った座布団の雨、
その光景は美しかった!

その光景を目に浮かべながら、
もう一度言います。

ありがとう 安美錦!!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ♪ 何から伝えれば、いいのか... | トップ | 頑張っている横綱には申し訳... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

相撲」カテゴリの最新記事