第97回全国高校野球選手権大会が、開幕しました。
華やかな入場行進の先頭は、
第1回大会出場校の10校。
その10校の代表が、
『高校野球100年』の旗を持ち、
当時のユニフォームを身にまとい、
胸を張って行進。
そしてその後を、
今年の代表校49校882人の選手たちが、
誇らしげに行進していきました。
やっぱり、
開会式はいいものです。
鳥羽高校の主将の選手宣誓も、
とても素晴らしく、
『いよいよ始まるんだな』
という感じになりました。
そして今大会の開幕日の『メインイベント』とでもいうべき、
王貞治氏による始球式。
王さんの姿を見て、
なんだか少し体重も戻られたように感じ、
その矍鑠とした姿に感動。
ということで、
今年も始まりました!!
開幕日の第1試合は、
図らずも『開会式直後の試合の難しさ』が凝縮された試合になりましたね。
いずれも名門の鹿児島実vs北海。
今年の戦力の比較からは、
北海が優位に試合を進めるように予想していましたが、
鹿実の先頭打者、有村が初球をたたいてヒットを放ち、
北海のエース山本は、
完全に我を失ってしまいましたね。
2つの捕逸で初回に失点すると、
全く投球のペースをつかめないまま失点を重ね、
試合の主導権を握られてしまいました。
一方鹿実は、
初回の先制点の後、
北海の打線にエース橋本がつかまりかけましたが、
それをセンターラインの再三の好守備で援護すると、
5回に打線が大爆発。
一挙10点を挙げて、
一気に試合を決めました。
会心の勝利だったと思います。
第2試合、第3試合は、
こちらも初回に相手から主導権を奪った中京大中京と上田西が、
エースの好投でそのまま逃げ切るという試合展開で勝利を収めました。
『初回の先取点』
これを取りたいがために、
初戦は先攻を選択するチームも多いのですが、
まさにこれが勝負を左右しました。
敗れた岐阜城北、宮崎日大は、
初回以降は互角に試合を進めただけに、
初回の失点が悔やまれるところでしょう。
いずれにしても、
初日の試合というのは、
初戦の中でも殊更難しい試合だということですね。
さあ、
第2日。
面白い4試合が並びました。
関東勢で、
『悲願の初出場』を決めた専大松戸と霞ヶ浦が、
相次いで登場します。
相手はかなりの力を持ったチームだけに、
平常心で戦えるかということがキーポイントです。
『待ち焦がれた甲子園』
だけに、
その思いが空回りしないよう、
注意してほしいと思います。
第4試合の『どっちがオモテ富士?』対決にも興味津々。
いずれのチームもかなりの力を持っているだけに、
何とか初戦を飾って波に乗りたいところでしょう。
ギラギラの太陽の下、
熱戦が繰り広げられます。
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