SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第104回全国高校野球選手権大会 第3日 興南が敗れる波乱

2022年08月09日 | 高校野球

第3日の甲子園。
4試合が行われました。

第1試合 海星 11-0 日本文理
第2試合 天理  2-1 山梨学院
第3試合 敦賀気比 13-3 高岡商
第4試合 市船橋 6×ー5 興南


なんといっても昨日は第4試合ですかね。

興南は鋭い攻撃とエース生盛でかなり力を持っているチームと目されていました。
うまくこの大会に入ることができれば8強、4強以上の上位も見据えられる大会になるはず・・・・
と見ていましたが無念のサヨナラ負け。

3回相手のミスに乗じて一気の攻撃を仕掛けて5点を先取。
県大会決勝と全く同じパターンの試合展開に、
ベンチも選手たちもニンマリしていたのではないかと思います。

しかしその”興南の流れ”を断ち切ったのが市船のリリーフした森本哲。
キレる速球と大きく鋭く曲がるスライダー。
このコンビネーションで興南打線を最後までシャットアウト。
およそ7イニングを投げて、
わずか2安打1四球、無失点に抑えて流れを呼び込みました。

その好投に応えて、
4回、5回に好投手生盛からしぶとい打撃で3点を返し、
2点差で後半に望みをつなぎました。

そして8回1死。
4番片野がレフトに豪快無比の大ホームランを叩き込んで1点差。
そして2死から6,7番が連打でチャンスを作ると、
好リリーフの森本哲が打席に。

県大会7割打者のこの森本哲が放った打球は三塁線を鋭く抜けていき同点。
終盤に追いついた市船はイケイケで9回、
1死満塁のチャンスを作ります。

マウンドにはエース生盛を継いだ安座間。
しかし1-2からの4球目、
すっぽ抜けた球はバッターの肩に当たりサヨナラ。

安座間はマウンドにひざをつき号泣。
この瞬間、
10年以来夏2度目の制覇を狙った興南の夢は、
初戦ではかなく散ることになってしまいました。

しかしながら、
市船橋の粘りは見事。

”関東っぽい”淡白な野球ではなく、
泥臭く粘って・・・・・
というチームカラーが出ましたね。

それにしても興南は無念だったでしょう。
上位に行ける力があるチームだっただけに、
5点のリードを守り切れずの逆転負けは厳しいですね。。。。


第1試合、第2試合は、
勝ったチームの守備の見事さが光りました。

海星は自慢の守りが機能して序盤の点を中盤まで守ると、
あとは相手が勝手にこけてくれて終わってみれば二けたの点差がつく大勝。
日本文理のプロ注目の好投手、田中を完膚なきまでに打ち砕きました。

海星高校、
なかなかのチームです。
弱点が見当たりません。

第2試合は天理のエース南沢が好投。
それをバックが再三の好守備で盛り立てて、
2-1ながら内容は完勝でした。

南沢がこれだけ投げて、
バックがこれだけ守れるのであれば、
ロースコアで勝ち切るゲームがなんぼでもできそうです。

第3試合は予想通りの乱戦になりそうな気配でしたが、
中盤以降は敦賀気比が一方的に攻めて10点差の大勝。
高岡商は心配された投手を含めた守りが破綻して、
昨年同様同じ北信越地区のチームに大敗で甲子園を去ることとなりました。

それにしても甲子園、
暑そうですね。

そして3日間見ていると、
やっぱりチケットの販売の方法がいまいちだったのか何か、
お客さんの入りがあまりよくないですね。

せっかく待望の甲子園だというのに。。。。。。

内野で見ようと思ったら、
1試合だけ見たい人にとっては、
4000円前後というのはいかにも高い。。。。。。
そう思わんでもないですがね。

まあ4試合をくまなく見る人にとっては、
特に高い、安いを感じずに過ごせますが。。

ということで、
今日は4日目。

熱戦も序盤から中盤へ・・・・と言う感じです。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第104回全国高校野球選手権大... | トップ | 第104回全国高校野球選手権大... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事