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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

言葉のチカラ

2016年04月12日 | オリンピック

水泳界のレジェンド、
北島康介選手が引退会見を開きました。

晴れやかな表情の北島選手、
その姿そのものの、
素晴らしい会見となりましたね。

5大会連続のオリンピック出場を狙った今回の日本選手権。
100mでは2位、200mでは5位に終わり、
オリンピック出場はなりませんでした。

そしてそれを決めていたのでしょう。
すぐに引退を発表。
『真剣勝負はここまで』
との言葉、
胸に響きました。

思えばシドニー五輪で、
『凄い若武者が出て来たな』
とワタシ達日本人に思わせてくれ、
その期待そのままにアテネ五輪では堂々の2冠達成。
胸に光った2つの金メダル、
本当にまぶしかった!

そして北京五輪でも、
なんと2種目の五輪2連覇を達成するという快挙。
『世界の北島』
を確固たるものとしました。

五輪決勝の後のインタビューで彼が発した、
『なんも言えねえ』や『チョー気持ちいい』は、
流行語にまでなりましたね。

そして3大会連続のメダルを狙ったロンドンでは、
最後のメドレーリレーで仲間たちが、
『康介さんを手ぶらで(日本に)帰すわけにゃあ行かねえ』
との気合でメダルを掴み取りました。

北島選手とオリンピックには、
常に驚きと感動、
そして胸に残る言葉がありました。

北島選手は、
本当に『言葉を発信できる』選手。

それゆえ、
彼関連のロングインタビュー記事などはワタシも大好きで、
いくつも読み込みました。

彼の普段の努力と、
どれだけ水泳に対して貢献しているか。

そして大舞台でのメンタル面など、
彼の言葉には本当に力があり、
選手のみならず一般人であるワタシ達も、
勇気づけられるところがたくさんありました。

今後はどうなるかわかりませんが、
『偉大なるモチベーター』でもある彼のこと。
きっとたくさんの『弟子』を育てて世界に送り込んでくれることでしょう。
期待は大きいですね。


これまでの水泳選手で、
全身から発する気迫に『こいつはスゲエ』と思ったのは、
ダントツで現スポーツ庁長官でソウル五輪金メダリストの鈴木大地さんと、
この北島康介選手ですね。

ものすごい、
炎のような気迫で相手を圧倒するようでした。

この日本選手権。
萩野選手と入江選手に、
それに近いものを感じましたので、
リオ五輪は期待してもいいかもしれませんね。

まさにどんどん、どんどん、
成長を続けて『王国』を築きつつある日本水泳界。

『日本水泳の祖』
でもある『フジヤマのトビウオ』故・古橋広之進さんも、
空の上から頼もしげに後輩たちを見守っていることでしょう。

北島選手、
本当に今まで、
我々に興奮と希望を与えてくれて、ありがとう。

そしてリオ五輪代表たち、
期待してますよ。


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