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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

2024.10.26 オールブラックス戦観戦記

2024年10月29日 | ラグビー



この土曜日に、
ラグビー日本代表が、
あのオールブラックス戦に挑みました。

日本で開催されるオールブラックス戦は4度目。

1度目はまだ日本がワールドカップで活躍する以前のことで、
秩父宮で行われましたが、
なんというか、オールブラックスへのあこがれのまなざしばかりで、
はっきり言って勝負に挑むという感じではありませんでした。

2度目は味スタでの開催。
いまだによく覚えています。

この時は日本の攻撃陣が踏ん張って、
31-69と、
ある意味善戦ともいえる試合内容でしたが、
「やっぱりオールブラックスは遠いなあ」
というのが本音。

しかし3度目の対戦、
国立での2022年10月の対戦では、
31-38というスコアで、
あと一歩までオールブラックスを追い詰める試合をしてくれました。

最後の最後、
ホント国立競技場が大コーフンの状況で、
忘れられない試合となりました。

それを受けての、
2年ぶりの対戦。

このところ・・・・と言うか、
エディージャパンⅡになってからというもの、
日本代表はどうも足元がおぼつかない試合を続けています。

超速ラグビーというものの標ぼうはいいのですが、
なんだかそれをやる分、
守備の穴がとても目立つ感じで、
簡単に相手に得点を与えてしまう試合が続いています。

2019年や23年時点では、
互角、あるいは上回ると言われた、
フィジーやイタリアに対しても大敗。

いくら日本代表が今過渡期にあるとはいえ、
なんだかちょっと心配になってしまうような試合っぷりで、
このオールブラックス戦に際してどこまで立て直してきているのか、
あるいは新機軸を確立できているのか、
そんなことにフォーカスしながらの観戦でした。

試合は開始すぐ、
日本がチャンスをつかむと、
中央付近からいいつなぎでジョネが突破、
先制のトライを奪います。

これはいい感じ・・・・・

と思い観戦をしていると、
2本目のトライも来て、
更にお互い2本ずつのトライを決めてから、
3本目のトライも日本に来た~~~~~!!!!!

と思いましたが、
残念ながらTMOでトライが取り消され、
ここからはもう・・・・・という試合になってしまいました。

すぐ次のプレーをつながれてオールブラックスにトライを奪われると、
そのあとはもう、
何がどうなったかわからないほど、
雨あられのトライを決め続けられて、
終わってみると10トライを決められて19-64の惨敗。

さすがにエディーさんの超速ラグビー
少し疑いの目を持って眺めるようになってしまっている自分に気がつきました。

先ほども言いましたが、
とにかく日本が過去2つのワールドカップで、
あれだけよかったディフェンス、特に突き刺さるようなタックルが、
全く機能していないように見えて、
「守備、どうしちゃったんだろう」
という感想しか持てませんでした。

日本の超速ラグビーも何も、
堅い守備あってこそだと思うのですが、
これをある意味ないがしろにして、
速く、速く・・・・
と言っても、
なんだか同じ轍をず~っと踏みそうな嫌な予感しか、
ワタシにはしません。

ワタシはラグビーをやっていたわけではないので踏み込んだところまではわかりませんが、
「エディーさんを信じる」
と言葉では言っているものの、
どうもワタシ自身、本当の意味で信じ切れていないような気がします。

まだワールドカップまで3年あるとはいえ、
一昨年来の、
エディーさんが率いたあのイングランドとオーストラリア代表の崩れっぷりを目にしているもんだから、
何だか日本もその崩壊に向かっていっているんじゃ・・・・・・
なんていうネガティブな感情が沸きあがってきています。

まあしかし、
これから欧州遠征が始まります。

ここでどんな戦いをしてくれるのか?

大いに注目していこうとは思っています。
しかしここでも改善の兆しが見えないとなると・・・

リーグワンは空前の盛り上がりを見せ、
また代表戦はこんなにも注目を集めているだけに、
肝心かなめの日本代表の成長曲線が、
右肩上がりなのか否かが、
凄~く気になっているワタシです。



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2 コメント

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大丈夫かいな?? (hanahana)
2024-10-30 01:04:34
もう、すべていおいてまめちち様と同意見です。

今からでも「超速ラグビー」やめてもいいですよ。
というより、やめてくれと思います。

とにかく「早く早く」の意識が強すぎるのか、前半の半ば頃には勢いを失い、
簡単に失点するパターンが確立しています。
脆すぎる・・・。絶望的に。
序盤はたしかに動きがキレキレですが、相手も「そう来るか」と対応しますって。

まず、いくら早く球出ししようにも、こっちのラインもできておらず、
そうなると近場の味方にパスして・・・という事になりますが、
そこには余った相手のFWがいるし、結局今までと何ら変わらない攻撃パターンだと思いますがね。
スタミナだけがどんどん失うという悪循環。

光が見えてこないんですよね。
聞こえはいいんですけどねえ。「超速ラグビー」。
当初からこうなるだろうと思っていました。
そらそうでしょう。最後まで続くはずがないですよ。そんなハイテンポは。
FWの足はすぐ止まります。
まあ、そういったスタミナ面はまだまだこれからの課題という事で、W杯までには・・・。
あまり期待できないなあ・・・。

とにかく組織的なディフェンスからですよ。
反則をせずとにかく守る事。そうすれば相手はミスするし、そこからのターンオーバーなり、ジャッカルなり、
チャンスは巡ってきます。
どうせなら「超速ディフェンス」ですよ。
いや、やはり「超速」でなくてもいいと思います。諸刃の剣です。

とにかくディフェンスだよ!!

次の欧州遠征。
今回と全く同じような展開になるような気がしてなりません。



PS
エディーさんについては、??ですね。
15年W杯は、まだまだ未成熟なチームだったので、エディさんに引っ張られてあそこまで登り詰めることができたんでしょうけど、
もう今やティア1を目指すところまで来ているチームです(ティア1でしたっけ?)。
今回就任した時、正直やめてくれと思いました。
今の代表があるのは、たしかにエディーさんの功績が大きいと思います。
なんだかフィットしてないんだよねえ・・・。

あと、19年W杯決勝の表彰式後の振る舞いがどうしても気に入らないんですよねえ。
あの時からエディーさんに対する見方が変わりました。
まめちち様もおっしゃられてるように、イングランド、オーストラリアでの不振。
いいイメージがないんですよね。
感謝していますが。
返信する
Unknown (まめちち)
2024-10-30 06:54:48
hanahana様、コメントありがとうございます。

ちょっと心配ですよね、エディージャパンⅡ。
どのくらい現在のメンバーがベストから落としているのかはわかりませんが、いずれにしてもこうも簡単に失点してしまうのはどうかと思いますね。

ワタシは今回縦のところ(ゴール裏)からの観戦だったのでラインの整い方や崩れ方がよく見えたのですが、少しオールブラックスにフェーズを重ねられるだけで簡単に崩れてしまう様を見ていると、「なんだか大丈夫かな?」と思ってしまいました。

そして相手は、日本が何度フェーズを重ねてもなかなか崩れませんでしたね。
最近のオールブラックスの他国との試合を見ていると、正直そんなに強いとは思わなかったんですがね。

欧州遠征で、どんな「新しい日本」の良さを見せてくれるのか、注視していこうと思っています。

ラグビーのファン、特に日本代表のファンは、サッカーと比べて本当にやさしいですから、どんな試合を重ねようとも無条件に代表を信じるところがありますよね。
サッカーの代表がこんな試合を続けていたら、大変だと思いますね、ホント。
マスコミも同様です。
この試合の論評でも、「超速ラグビーの片りんを見せた」という見出し、記事ばかりで、エディージャパンに疑問を呈している記事はほぼ散見されませんでした。

そろそろ我々ファンも、セルジオ越後さんばりに、厳しい論評を出していってもいいかもしれませんね。
贔屓の引き倒しにならなければ、そんなことも必要だと思います。
返信する

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