アン旅32日目は、つい最近の5月14日まで
映画『アンを探して』を上映していただいていた
宝塚シネ・ピピアさんを目指します。
ピピアさんに向かう途中、
アン旅テントむしはユリプロデューサーの
お母さんの出身校・神戸女学院に寄り道。
80才をすぎるユリPのお母さんは
『アンを探して』のリサーチなどでもお世話になり
聡明さと行動力、好奇心は負けてしまいそうなほど。
劇中の静香おばあちゃんのモデルとなった方でもあります。
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ユリPが撮ってきてくれた校内の写真の数々。
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あとでゆりさんが写真を送ったところ、
「65年前とすっこしも変わらへん」と驚いていたとか。
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ちなみに、アン旅テントむしこの時すでに3999キロ...。
ピピアさん到着時にアン旅4000キロ達成!
日本列島が全長3500キロなので
その往復で「7000キロの旅」と名づけたこの旅...。
まだ旅の半分ですが直線距離なら北海道まで
いったことになっちゃいます(焦。
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いよいよ宝塚シネ・ピピアさん到着!
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売布神社駅前ビルの最上階にあるシネピピアさん、
5月の欄に、アンの作品説明も!
今回の旅の企画が、4月ギリギリに資金対策ができ決定したため、
アン旅始まってすぐの大阪シネ・ヌーヴォさんシネ・ピピアさんでは
アン旅一行がタッチの差で動きまわることができず
とても残念に思っている。
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広々としたロビー。
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カフェもステキです。
こちらが、副支配人の藤坂さん。
私と1つしか違わず親近感。
ユリPは電話で、私はツィッターで何度か
やりとりがあったので初めて会う気がしませんでした。
そして、宝塚シネ・ピピアもその成り立ちについて丁寧に説明をいただきました。
市が市民の要望に答える形で建設、経営を民間に委託して
行っている映画観は全国的にもめずらしく
宝塚市の文化に対するこだわりが伺えます。
「席数は少ないんですが音響はすごくいいんです!
コンサートもできるようになっているので...」と藤阪さん。
実際、ツィッターでシネピピアさん訪問した~とつぶやいたら
「同じ作品を別の劇場で見比べる機会があったけど
ピピアさんでみたら、音響がすごく良かった」
というコメントがまずありました。
『アンを探して』を上映していただいた場所として、
地図に記入していただきます。
そして、びっくりしたのが、次の日訪問予定の
シネ・ヌーヴォ影山さんの奥様にお会いできたこと!
大阪からピピア内にあるバグダッド・カフェで
出張勤務しているんだとか。
シネ・ヌーヴォは先月4月に上映が叶い、
今回の旅でも訪ねるのを楽しみにしている劇場の一つ。
出張勤務は大変そうだけど、楽しそうでした。
影山さんと藤坂さん、
今までの「アン旅」の軌跡をみながら
「あ~~浜田さん!みっけ~」
「出雲にも行ったの?地元なのよ~」など
盛り上がる。みんなつながっているなぁ。
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そして、ピピアさんのもう一つの自慢!
隣接するテラス。
ほんっと風が吹き抜けて気持ちがいい。
手入れの行き届いたお庭もかわいい。
ガニオン師匠「夜にビアガーデンしたらいいですねぇ!!」
藤坂さん影山さん「ちょうど話してたところだったんです!」
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映画観たあと、熱帯夜にビール片手に
映画について語り合う、いいですねぇ~。
なんか喉がかわいてきました(笑
ぜひ実現させてくださ~い!
六甲山脈と阪急宝塚線が見渡せる絶景ポイントで撮影した一枚。
たくさんの劇場や町を訪ね歩いて
気づくのは、当たり前のことかもしれないが
たんなる場所として映画館があるのではなく、
そこで働く「人の力」が
劇場を、映画を活かしているということ。
まさしく「活劇」?!
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上映して下さる劇場があって、
でも予告編をかけて、チラシを置いたら終わりじゃない。
やっぱり情熱をもって「今度やる映画だよ~」
と映画を広める人いるか、いないかで
映画が活かされるか、死んでしまうかが決まる気がする。
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シネ・ピピアも、Twitterに訪問した旨を書いたら、
さっきの音響の話とともにイベントとかケアがいい
という反応がさっそく返ってきた。
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映画が「人」を描くメディアだとしたら
映画を、盛り上げて、伝えるのも
「人」なんだよなぁ~と実感。
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シネコンも含め全国の劇場を歩きながら思うこと
「人」の情熱には
個人経営、シネコン、ミニシアター、NPO
という垣根はない。
「映画の良さを伝える人」が一番
映画を、映画館を支えているんだと思う。
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そんなことを考えたのでした。
。。。
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たかこ・・・
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