「花子とアン」、お話が百蓮さんの恋や カヨと郁哉さんなど、花子のまわりのけれん味のある騒動に、重きがいってしまっていて、村岡花子さんの人物描写やドラマが希薄になってしまっているところが、すこうし残念です。
随筆や「アンのゆりかご」を読むと一目瞭然ですが、村岡花子さんの魅力は、芯の通った強さであり、敬三に対する一途で(百蓮ともひけをとらない)情熱的な愛情、そして結婚も、主婦と仕事と両立も、強いご自身の決意と努力がありました。
写真は、リアル花子と敬三さんと長男の道雄ちゃん。
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不思議と、花子と敬三さんは、アンとギルバートを連想させ、そして、
奇しくも、アンとギルバートが負う試練も、花子は体験することになりますが・・・
わかっていながらも、観るのがつらいです。
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