アンを探して Looking for Anne

「赤毛のアン」の島、プリンスエドワード島でオールロケ!第5回AFFF(シンガポール)で最優秀監督賞、グランプリを受賞!

「花子とアン」百蓮さんの写真発見

2014年04月30日 | 「花子とアン」について
今日も「花子とアン」、楽しみです。
 
先日、下記のサイトで、大正三美人として柳原百蓮さんの写真を発見しました。
この憂いを含んだ写真、仲間由紀恵さんのまなざしに共通するものがあります。
目が離せませんね。
 
 

「赤毛のアン展」ジェイアール名古屋高島屋(5月1日~12日)のお知らせ

2014年04月29日 | 「花子とアン」について
山梨甲府でスタートした「赤毛のアン」展!
 
このゴールデンウィークに愛知のジェイアール名古屋高島屋で 5月1日~5月12日の期間開催されます。
赤毛のアン 関連グッズの販売もあり、「アンを探して」DVDも販売されます♪(「赤毛のアン」展のみの特別価格のセットもございます。)
どうぞ ご覧下さい♪
 
 
「赤毛のアン」展 JR高嶋
 

5月3日(土)15:00~ジュンク堂那覇店で「アンを探して」監督宮平トークイベント

2014年04月28日 | お知らせ
ゴールデンウィークの予定はありますか?
 
5月3日(土)15:00~ジュンク堂那覇店で「アンを探して」監督宮平トークイベントがあります。もちろん入場は無料。
 ★ ★ ★ ★ ★
2008年赤毛のアン100周年の年にカナダのプリンス・エドワード島
オールロケで撮影された「アンを探して」。翌年の公開時、有名な映画雑誌ピクトアップさんの
「ニューカマーに聞く映画監督への道」というコーナーに監督宮平が取り上げられました。
このときはまだ知りませんでしたが、皆さんの応援のかいあって、公開後12月に行われた
アジアン・フェスティバル・オブ・ファーストフィルムズで邦人として初めての
グランプリと新人監督賞をいただきました。
 
そこで、映画監督への道5月3日(木)15時よりJUNK堂那覇店にて、
宮平貴子の映画監督への道を聞いてみよう、というトークイベントが行われます!
司会はシネマラボ突貫小僧の平良竜次氏、初監督作「アンを探して」、初プロデュース作「カラカラ」
そして「花子とアン」関連書籍も充実してます。ぜひ遊びにきてくださいね!
 
 

アン優勝?!カナダのキャラクターコンテスト

2014年04月25日 | 「花子とアン」について

カナダの国営放送カナダ国営放送CBCが企画したカナダを代表するキャラコンテストでアン・シャーリーが堂々の1位!

 だそうです。やはりアンスピリットは、カナディアンスピリットといえるのかもしれませんね!

http://www.cbc.ca/books/2014/04/canadas-most-iconic-character.html


「花子とアン」百蓮れんれん♥︎

2014年04月23日 | 「花子とアン」について

「花子とアン」ついに百蓮の登場です。

林真理子さんの『百蓮れんれん』は、『花子とアン』の東洋英和以降の波瀾万丈の彼女の人生を綴ったもの。(一部ネタバレ?になるかもしれませので伏せますが)

『百蓮れんれん』は、朝ドラというより昼ドラ向けの愛憎うずまく内容になっておりますが、家族の愛を知らない彼女の背負うのちの運命も重ね合わせてみてしまいます。

個人的に、『花子とアン』のなか、人の顔もみず、部屋で読書にふける様子をみながら、花子と百蓮は、いずれも全く違う形ではありますが、文学を心のよりどころにしていたと感じます。それはもう生きる術だったといえるのではないでしょうか。逆にいえば冷たい人間関係の仲でそだった彼女がある人に出会うまでの人生のなかで、歌や詩の世界に生きることが、どんなにか彼女を救ったのだろうなぁ~と想像します。

沖縄県出身の仲間由紀恵さんの言葉遣いがかっこよくてしびれています。


「花子とアン」の孤児院について

2014年04月22日 | 「花子とアン」について
「花子とアン」楽しんでみていますが、やはり村岡花子さんの精神を培うことで、大きな役割をになった東洋英和のホスピタリティの部分は、やはり映像化にともなってずいぶん削ぎ落とされてしまったな、と感じますので、その点をすこし補足できたら、と思います。
 
ドラマにもでてきた孤児院の誕生のことについてふれたいと思います。
 
「アンのゆりかご」p71によると、この孤児院は、この辺りの乏しい貧家から、ふたりの女の子が売られていくことに心を痛めた(東洋英和の)女学生達の要望をうけ、ミス・ブラックモアが明治36年に建てたものだとあります。女学生たちは、靴下を編んだり、バザーを行ったりして、お金を集め、奉仕活動を真剣にされていました。
 
本によると、「赤い靴」の童謡のなかに出てくる異人さんにつれられていってしまう女の子の話がありますが、その女の子は、花子が日曜学校に通っていた頃に実際にこの孤児院にいた女の子だそうで、実際には異国の土地にいくことなく、結核をわずらってしまい、9才の薄命を終えたそうです。乏しい農家に生まれた花子にとっても、東洋英和でのこの奉仕活動の経験と、子ども達の未来を助ける「本」について、翻訳家になることの使命を培った時期だったに違いありません。そして、ロマンスに憧れてはいたものの、女学生たちも、花子と同じように、使命に燃えていたことでしょう。それにしても、やはり、ブラック・モア校長先生は、本当に信念の人という気がします!
 
 
 

『花子とアン』つれづれ「昔の先生たち」よりミス・グレーク

2014年04月16日 | 「花子とアン」について

「花子とアン」を観ながら、以前拝読した村岡花子さんの随筆集などで、この先生のモデルはこの方かな?と思ったり、勝手にあてっこしております。ということで、別れた恋人を思うスコット先生のモデルは、随筆集「昔の先生たち」に厳しさの化身と恐れられた(笑)ブラックモア先生とは対照的とあった、モントリオール出身のミス・グレークでしょうか。

(テレビドラマで花子がまねした手紙のことは、触れていないため、全くの勝手な予測です~!)

そう思うと、私宮平が映画を学んだモントリオール出身のご令嬢とあり、なんだか急に身近に感じるのでした。

 

宮平貴子

 

写真:村岡花子随筆集「昔の先生たち」より


「花子とアン」つれずれ:ブラックモア校長先生のメッセージ

2014年04月14日 | 「花子とアン」について

『花子とアン』のブラックバーン校長先生はおそらく村岡花子随筆集『昔の先生たち』にも出てくる、ブラックモア校長先生。

随筆集では、当時の女学生だった花子たちの学校の上空を、非常に性能の高いアメリカ製の飛行機が日本の空を訪れたときのことが綴られております。

そのとき、ブラックモア先生は、「花子よ、これからの飛行機の進歩は世界を平和に導くか、戦争をもっとも悲惨にするか、どちらかです。」と語ります。

人に会いにいくための飛行機になるのか、人を殺しにいくための飛行機になるのか・・・。

100年たっても色あせない文学作品をつくり出すのも人間であれば、何十万人の命を一瞬で奪う兵器を開発するのも、人間。

随筆集で拝読したブラックモア先生のこの言葉は、アンシリーズの「アンの娘リラ」で感じたこととともに、 『アンを探して』のなかで伝えたい大きなテーマとなりました。

宮平貴子

  


「花子とアン」絶賛楽しみ中

2014年04月10日 | 「花子とアン」について

皆さん、このblogでは大変ご無沙汰しております。「アンを探して」脚本・監督の宮平貴子です。

3月31日から、おそらく日本中のアンファンの皆さんが注目して見守っている『花子とアン』がスタートしましたね!

私自身は、実は朝ドラを毎朝みる経験は今回が初めてです。

(そして「朝ドラ」だけど昼に再放送があったり、土曜日もやるということを最近知りました!)

朝ドラを見始めてから・・・「昨日はいろいろあったけど、明日も「花子とアン」がある、がんばろー」と思います。(←単純)

でも、よく考えたら、「アンを探して」のキャンペーン中は「赤毛のアン」の翻訳者村岡花子さんにふれるときは、いつも「氏」か、最低でも「さん」をつけていたのに、もう今は・・・

花子!がんばれ!と 呼び捨て・・・!

恐れ多いことです(笑)

しかし、朝ドラ効用?村岡花子氏がとっても身近に思えるから不思議です。

ということで、「アンを探して」公開時から応援していただいた皆さまと「花子とアン」を観る楽しみを共有したくblog再開したいと思います!どうぞお付き合い下さい。

(写真は「花子とアン」への道、ビジュアルブック。村岡花子さんのエッセイなどども織り交ぜられており、とても読み応えありました。)

宮平貴子 

 

p.s

「アンを探して」公式サイトを訪ねたことがある方はご存知かもしれませんが、「アンを探して<Looking For Anne>」はFacebookページもあります。ぜひこちらも のぞいてみてください。

 

p.p.s. 「アンを探して」DVD、全国巡回予定の「赤毛のアン」展でも、販売中です♪

http://www.kukuruvision.net