私は、病気が凄くひどい時には、
家からあまり出ずに寝ている事が
多かったのです。
その頃、私の考え方、行動、語源が
いけないのではないかと本を買い漁りました。
その中に「チーズはどこへ消えた?」と言う本が
有名だったので、読んでみました。
この物語に登場するのはーーー
ネズミのスニッフとスカリー
小人のヘムとホー。
2匹と2人は、「迷路」のなかに住み、
「チーズ」を探します。
「チーズ」とは、
私たちが人生で求めるもの、
つまり、仕事、家庭、財産、健康
精神的な安定......等々の象徴。
「迷路」とは、
チーズを追い求める場所、
つまり、社会、地域社会、家庭
......等々の象徴です。
この一見シンプルな物語には、
状況の急変な変化に
いかに対応すべきかを説く、
深い内容がこめられているのです。
私は今、こうして冷静に読み返して
この意味を理解出来ますが
病気がひどかった時には、
いくら読んでも本の意味が理解
出来ませんでした。
そうです。私は、その場から
離れることが出来なかったのです。
今改めて、本を読み返し
その場に立ち止まってはいけない。
歩き出さなくては、と教えてもらった気がします。
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