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青い森の贈り物

「脱プラスチックへの挑戦」を読んで

急速に拡大した新型コロナウィルス、オミクロン株

青森県内では、連日100人を越す新規感染者が出ています。

 

連日の雪片付けも重なって、人混みの中へ出かける機会が減りがちです。

 

そんな時は、家で読書、ビデオ鑑賞、ネットサーフィン等々が。

もちろん、雪片付けは、運動不足解消に一役買ってます。

 

さて、昨年読んだ「脱プラスチックへの挑戦」、もう一度内容を確認するために読みました。

 

いま地球上に起こっている現実、それを研究する科学者たち、世界の国々の取り組みなどが書かれたものです。

 

とてもショッキングなことに、「2050年、海中のプラスチックの量が魚の量を超える!」というものです。

 

そのプラスチックは、地球温暖化と深く結びついているというのです。

石油由来のプラスチック、製造の過程、燃焼の過程で二酸化炭素を排出し地球温暖化の原因になっていること、さらに異常気象に深く関わっているのだと。

 

日本のプラスチック消費量は、年間1000万トン。アメリカに次ぐ消費量。

過剰なまでの包装では、最近特に目につくお菓子の個包装などは、使い捨てプラスチック(シングルユーズプラスチック)が溢れています。

 

心に強く留めている記述として、レジ袋やペットボトルなどのプラスチックごみは太陽光や水に晒されると、劣化が進む過程でメタンガスやエチレンガスを発生されることが初めて分かった”P48「ハワイ大学の衝撃の研究結果」引用

メタンガスは、二酸化炭素の25倍もの温室効果ガスを発生させると研究結果でした。

 

日頃から目にする、海岸や道路脇などに散乱しているペットボトルやレジ袋、ゾッとします。

 

2030年、あと残り8年ですか?

IPCCの警告、世界の平均気温が産業革命前に比べて1.5℃上昇する。

このまま何も対策を打たなければ、2030年には気温上昇が1.5度に達してしまう。

 

この本に登場するロックストローム博士によるとホットアース理論では、気温が1.5度を超えて2度程度上昇すると、その後いかに人類が叡智を持って二酸化炭素削減の努力をしたとしても気温が4度程度、自動的に上昇を続ける物理的なメカニズムがあると警告している“ P269引用

 

大量生産、大量消費、大量廃棄。

このままの生活を続けていたら。。。

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