朝方にかけて雨が降りました。
この時期、植物たちにとっては恵みの雨。
乾燥気味だった、園地や庭にはたっぷりと水分が補給されたに違いありません。
6月に入り、蒸し暑い空気が初夏を感じるようになりました。
さて、草花は、いつしか夏の花に代わっていました。
早春に咲いたクリスマスローズは、花も葉も固くなっていて、特に花は色褪せていて、あの下をうつ向いた可憐な容姿はどこにもありません。
この時期、雌蕊が膨らんで、たくさんの種がこぼれます。
黒い種は、ちょうど胡麻ほどの大きさです。
このこぼれ種、翌年にはあたり一面に発芽します。
クリスマスローズは、まもなく休眠期に入ります。
そして、9月頃に再び芽が動き出し新たに成長を始めます。
もうすぐしたら、刈り取ってしまおうと思います。
今、庭がジャングルのようになっていて見苦しいからです。
草刈りにより陽の光が地面に届きます。
こぼれ種にとって日光が大事ですからね。