アクシデント

春を飛び越え、暑いほどの日曜日。
息子は当然野球へと出掛ける。
娘はまもなくやってくる受験にただただ勉強。
結構両者のギャップは大きい。

家内は、息子の少年野球チーム１８年度母親代表役員
という大役を、いちはやく先週解かれ、
春の陽気と共に、実家へ？？（なんで・・・）
従って、受験生の娘と二人きりで留守番。
当然私は、掃除に勤しむ。今日は結構色々とやった・・。

・・と、最後の掃除機をかけている時に自宅の電話が鳴る。
「○ヶ丘○ィターズの者ですが、Ｋ介君が怪我をしまして・・」
すぐ行きますと電話を切り、練習場へと駆けつけると
息子が利き腕の反対の右腕（左利きなので）を抑え一寸痛そう。

監督、コーチが心配げに付いていて下さったので、
思わず私自身が妙に心配げな態度にもなれず、
「大したこと無いだろう！」と。どれどれ・・。

ところが、よくよく見ると、以前ここで書いた、
たいした風邪でもないのにゲホゲホ声を裏返し大げさに
咳をする奴らとは違い、演技ではなさそう。
それでも「大丈夫だよぅ」と言いながら、
ちょっと顔をしかめている。これは本当に痛いな！

早速ユニフォームのまま近くの総合救急病院へたどり着くと、
結構な人人人。息子のような外科患者もいるが、
内科患者も沢山いる。思わずインフルエンザがうつりそう！！

レントゲンを撮り終え先生の話を聞くと
「骨折していますねぇ・・・」
なんとも・・・思わず、さぞかし痛かったろう。

緊急に手当てする必要はないとの判断で、
とりあえず明日朝の再診。
まあ、スポーツは怪我がつきもの、
この程度であって良かったと思うしか有るまい！

三角巾で腕をつり、どこから見ても「けが人」が出来上がる。
先生に、「左利きだから勉強は差し支えないな！」と声をかけられ、
看護師さんには「テレビゲームが出来ないねぇ・・」と変な慰められ方！
「何時野球が出来るかなぁ・・」と案じる子供を見て、
そこまで野球が好きなのか！と実感。
まぁ、しばらくはおとなしくして、
体が丈夫と言うことが如何に大切かという事を実感し、
完治してから活躍しておくれではないか！

怪我の息子を迎えに行くや「すみません」と仰って頂いた
大変有り難い監督にコーチの皆さん、
こちらこそ大変ご迷惑、ご心配をおかけしました！

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