昨日夜10時過ぎ、我が家の電話が鳴る。
電話の真横にいた私が取ると、しょげ返った子供の声。
「○○ですけどK介くんいますか~」今にも泣きそうである。
息子に電話である旨を伝えると、丁度彼は睡魔が襲っていたらしく
こちらは寝ぼけ声での応対。会話になるんかしらと思っていた直後、
息子の声が急に生き生きとなり、電話を保留にするや
「初めてだよ~」と喜びながら自分の部屋へと駆け上がっていった。
私他家族一同「なになになに???」
間もなく一冊のノートを持って走ってくる息子。
電話に出直すと「えーっとねぇ、○○ドリル何ページ目・・」
「それと明日は時間割どおりだけど40分授業・・・」
そう、持ってきたノートは連絡ノートで、
伝えていたのは、明日の宿題内容と明日の予定。
先生が、連絡帳にいつも書き記させるらしく、汚い字ながら、
彼らの世界にとっては、我々の手帳の如く重要な事柄が書いてある。
睡魔もすっきり飛び去った彼は電話を置くや改めて
「おー、初めてだよ、初めて聞かれちゃったよ~!!」
「ちょっと、初めて聞かれたって・・??」とつぶやく私に
「初めて聞いてくれたよー!聞くのは良くあるけど!!」
後から聞くに、電話の主はメモをとり忘れ、
母親に叱正されて聞く先に息子を選んだという事らしい。
息子が書いてあってよかったようなものだが・・・
息子の場合、その連絡帳自体を紛失することがあると聞いていただけに、
友達に「頼り」にされたことがよほど嬉しかったのであろう。
情けないのか頼もしいのか・・・・。
これも一つの実績。会社的な物言いで興ざめかもしれないが、
こういう頼りにされ、応えられる事の積み重ねが信頼を生む。
今まで君には一度も無かったかもしれないが、
これからは「その喜び」を思い出し、頼られる人になって欲しいと
お酒が一本増えた晩酌であった。
ところが、私が寝る時、その電話機の横に
頼りになったはずの「連絡帳」が置き去りにされている・・・。
わざわざ「おち」まで自演しなくとも・・と苦笑しながら、
そっとランドセルにしまってやったのでありました!
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電話の真横にいた私が取ると、しょげ返った子供の声。
「○○ですけどK介くんいますか~」今にも泣きそうである。
息子に電話である旨を伝えると、丁度彼は睡魔が襲っていたらしく
こちらは寝ぼけ声での応対。会話になるんかしらと思っていた直後、
息子の声が急に生き生きとなり、電話を保留にするや
「初めてだよ~」と喜びながら自分の部屋へと駆け上がっていった。
私他家族一同「なになになに???」
間もなく一冊のノートを持って走ってくる息子。
電話に出直すと「えーっとねぇ、○○ドリル何ページ目・・」
「それと明日は時間割どおりだけど40分授業・・・」
そう、持ってきたノートは連絡ノートで、
伝えていたのは、明日の宿題内容と明日の予定。
先生が、連絡帳にいつも書き記させるらしく、汚い字ながら、
彼らの世界にとっては、我々の手帳の如く重要な事柄が書いてある。
睡魔もすっきり飛び去った彼は電話を置くや改めて
「おー、初めてだよ、初めて聞かれちゃったよ~!!」
「ちょっと、初めて聞かれたって・・??」とつぶやく私に
「初めて聞いてくれたよー!聞くのは良くあるけど!!」
後から聞くに、電話の主はメモをとり忘れ、
母親に叱正されて聞く先に息子を選んだという事らしい。
息子が書いてあってよかったようなものだが・・・
息子の場合、その連絡帳自体を紛失することがあると聞いていただけに、
友達に「頼り」にされたことがよほど嬉しかったのであろう。
情けないのか頼もしいのか・・・・。
これも一つの実績。会社的な物言いで興ざめかもしれないが、
こういう頼りにされ、応えられる事の積み重ねが信頼を生む。
今まで君には一度も無かったかもしれないが、
これからは「その喜び」を思い出し、頼られる人になって欲しいと
お酒が一本増えた晩酌であった。
ところが、私が寝る時、その電話機の横に
頼りになったはずの「連絡帳」が置き去りにされている・・・。
わざわざ「おち」まで自演しなくとも・・と苦笑しながら、
そっとランドセルにしまってやったのでありました!
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投稿有難うございます
これからもクリックしにやってきて下さい。
ところで、私のビールは何処にあるのかなぁ。
まさか君の冷蔵庫に入っていないという事はないだろうね!
思わず目頭が熱くなってしまい、その気もないのにクリックしてしまいました。
・・・ちょっと後悔しています。
結局親ばかで終わることばかり。
そんなブログをお褒め頂くと嬉しいです。
丼君
短いながら、有り難い言葉です。
おっと、コメントの方が長文になってまった。
デビルさま
こんな話より、
デビル氏に紹介頂いた『鏡』の方が
余程素晴らしい!
今!かみさんが読んでいます!!
がばちょさま
いつもいつもありがとうございます。
子を育てる環境というのはとても大切です。
甘やかしすぎず、かといって厳しすぎず・・。
・・と言う今々、息子を叱り飛ばしたところです!
拝見し終えた後、心があったかくなりました。
世間を見渡せば、気持ちが荒む様な話ばかり。
でも、あおやき様のご家庭のご様子は、本来の家族のあるべき姿と言うか……愛を感じます。
全ての子供達が、こんな環境ならいいのになぁ…とつくづく感じた次第です。
今日のは絶品の秀作ですね。すらばでやんす。