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「見える」と「見られる」のちがい

2025-03-11 | にほんご先生

見える」と「見られる」のちがい


見える」と「見られる」は、どちらも「見る」という行為に関連する言葉ですが、ニュアンスが異なります。


1. 見える(みえる)

<意味>
  • 自然と視界に入ってくる状態。
  • 意識的な行動を伴わない。
  • 物や景色が目に入ってくることを表す。
<例文>
  • 「窓から富士山が見える。」(Mado kara Fujisan ga mieru.)
    • (意味:窓から自然と富士山が視界に入ってくる。)
  • 「遠くに小さな光が見える。」(Tooku ni chiisana hikari ga mieru.)
    • (意味: 遠くに小さな光が自然と目に入ってくる。)
<ポイント>
  • 見える」は、何かを見ようとしなくても、自然と目に入ってくる状態を表します。
  • 主語は物や景色です。

2. 見られる(みられる)

<意味>
  • 意識的に何かを見ることができる状態。
  • 見る側の能力や状況を表す。
  • 受け身の意味も含む。
<例文>
  • 「この映画は映画館でしか見られない。」(Kono eiga wa eigakan de shika mirarenai.)
    • (意味:この映画は映画館でしか鑑賞することができない。)
  • 「この博物館では、貴重な美術品が見られます。」(Kono hakubutsukan dewa, kichō na bijutsuhin ga miraremasu.)
    • (意味: この博物館では、貴重な美術品を鑑賞できます。)
  • 「多くの人に見られた。」(Ōku no hito ni mirareta.)
    • (意味: 多くの人にみられた。)
<ポイント>
  • 「見られる」は、何かを見る能力や機会があることを表します。
  • 可能の意味や受け身の意味を含む。

まとめ

  • 見える」は、自然と視界に入ってくる状態。
  • 見られる」は、意識的に何かを見ることができる状態。

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