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「聞こえる」と「聞ける」のちがい

2025-03-11 | にほんご先生
聞こえる」と「聞ける」のちがい
1. 基本的な違い

聞こえる

<意味>
  • 意識しなくても、自然に音が耳に入ってくる状態。
  • 受動的な意味合いが強い。
<例>
  • 「雨の音が聞こえる。」(ame no oto ga kikoeru.)
    • 意味:雨が降っている音が、自然に耳に入ってくる状態。
  • 「遠くでサイレンが聞こえる。」(tooku de sairen ga kikoeru.)
    • 意味:遠くで救急車などのサイレンの音が、意識しなくても耳に入ってくる状態。
<特徴>
  • 自分の意志とは関係なく、音や声が自然に耳に入る。
  • 自動詞

聞ける

<意味>
  • 意識して、音を聴くことができる状態。
  • 能動的な意味合いが強い。
<意味>
  • 意識して、音を聴くことができる状態。
  • 能動的な意味合いが強い。
  • 「聞く」の可能形。
<例>
  • 「このラジオは、色々な国の放送が聞ける。」(kono rajio wa, iroiro na kuni no housou ga kikeru.)
    • 意味:ラジオを使って、意識して色々な国の放送を聴くことができる状態。
  • 「コンサートで生演奏が聞ける。」(konsaato de nama ensou ga kikeru.)
    • 意味:コンサートで、意識して生演奏を聴くことができる状態。
<特徴>
  • 自分の意志で音や声を聴く事ができる。
  • 他動詞
3. 否定形のちがい

聞こえない
  • 音が自然に耳に入ってこない状態。

聞けない
  • 聴こうとしても、聴けない状態。

4. まとめ
  • 聞こえる」は、音や声が自然に耳に入る状態を表します。
  • 聞ける」は「聞く」の可能形で、自分の意志で音や声を聴く事ができる状態を表します。

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