Apu Medicina

アプは山という意味。高い山々は叡智を保持しているとインカのシャーマン達は云います。

ペルーの旅 ーその2

2016-04-10 11:57:08 | ペルー/アヤワスカ

そういえば、ペルーに行く前に、蜘蛛がお迎えにきてくれたのを思い出しました。珍しく蜘蛛が私の座るパソコンの上を行ったり来たり、立ち止まったりしていました。これは何かサインかなと思いました。これから、凄いスパイダー・ウェッブのはじまりだよ~ と言っているような。

そして、ペルーでも旅が始まりました。12日間の間5回の儀式を行い、自分の内なる世界を自分の脳で見るような感じです。なんとなく自分で思っていた事がはっきりと分かりました。自分のDNAの記憶でした。以前にも記事を書いた事がありますが、自分のDNA・血液検査をして、自分のルーツを調べた事があります。日本人が日本にやってきたルートがいくつかあり、そのどの群に属するかというのが分かるデータです。私は、B群というのに族していて、そのグループは「祖先たちは日本に最初に到達した移住民であると考えられています。彼らは陸路や時に海を渡り、アメリカ大陸・日本をはじめオセアニアの島々まで環太平洋 に広く分布しています。ハワイの先住民であるポリネシア人は9割がこのグループに属しているほどです。ポリネシアに分布した後に終息を見せますが、当時は命がけの航海にも関わらず果敢に海を渡ろうと考えた祖先達の冒険心には深く感銘を受けるばかりです。又海を渡った人々の中には南米の西海岸まで到達した人もいたと考えられています。 当時、その地に住んでいたアンデスの人々は陸路で到達した同じBグループの人々であった可能性が高いと言われています。なんと、彼らは数万年の時を越えて出会った同じ祖先を持つもの同士だったのであり、長い年月を経て再会を果たしたのです。」とありました。

このルーツを見ると、自分が前世の記憶だと思っていた事が、すべては実は、自分の祖先のやって来た事がDNAの記憶として残っていたのかもしれないと以前にも書きましたが、このシャーマンも同じ事を言っていました。実は「前世というのはないのだ。すべてはDNAの記憶なんだ」と彼は言いました。もしかしたら、本当にそうなのかもしれないな。。とふと思いました。これが真実かどうかは本当に死んでみないと分からないかもしれません。笑 もしも、これが本当だとすると、現在書かれているスピリチャル系の多くの本は、「勘違い」という事になってしまいますね。これも、また私の中で新たな探求の課題となってきました。生まれ変わるタイプの魂とそうでないタイプの魂があるのかもしれませんね。。。あるいは言葉の解釈が違うのか。。。自分で体験するまでは、永遠の謎。

私のみた自分の世界というのは、大変素晴らしいものでした。ここでは簡単に説明できませんが、自分が誰なのか、どこに行くのか、などといったような内容が分かりました。

ブラジル人のエンリケ・バリオス著「アミ3度目の約束」を帰りの飛行機で読み終えました。
これがまた超ポノなタイミングの最後の章節でした。「シャンバラ」が最後の章節で、その中に古代インカの時代について書いてあったのです。

「古代インカ民族のしていたことと、シャンバラのシルクが言っていたこととは、かんぺきに合致していたように感じた。彼らの文明は、南アフリカに住んでいたほかの先住民よりも、はるかに進んだものだった。そして、人生をもっと高い視点から、より賢明な、自然や宇宙の法とより深く同化した、まったく別の方向から見る方法をとっていた。だから征服者たちみたいに人々を力でなぎたおしたり、支配したりするようなことは、いっさいしなかった。インカ帝国を大きくしていく過程でおくれた民族に出会えば、保護と文明化の教えをさしだしこそすれ、彼らを奴隷化したりはしなかった。そのかわり、彼ら自身で平和的に、帝国への統合を果たすように求めた。こんなふうにして、インカ帝国は南アメリカのかなりの部分をかかえこむようになった。そこにはまるで不正というものがなく、なによりも帝国のやり方は、独裁政治のそれでも圧政政治のそれでもなかった。一人一人の民は、手あつく幅広く帝国に保護されていて、多くの歴史家たちは、インカ帝国で機能していたシステムにくらべると、おなじ時代のヨーロッパの国々の社会保障はまったくおくれていた、と言っている。そんなインカ民族であっても、アマゾンに住んでいるような部族までを同化することはできなかった。なぜって、そうした人々はあまりにも原始的な水準にあったからだ。そして、現在のぼくたちは、ちょうどそのアマゾンの未開人のような状態だ。。。だって、すべてを兄弟のように仲良く分け合うその高度なシステムに同化するには、ぼくたちはあまりにも利己主義すぎるからね。でももし、それまでに自滅しなければ、ぼくたちが進化した世界の、つまり宇宙親交の一員になることは、必然の運命なんだ。だって、その目的のために、ぼくたちは創造されたんだから。」(P410)

アミの中に登場するもう一人の主人公ペデュリートが将来合うべくしていた双子の魂が、日本人の女の子であるという内容もなぜか納得してしまいました。(笑) すべて暗号のコードのように読めました。ブラジルやコロンビアなどでもこのアヤワスカを使っているシャーマンがいますので、この著者もひょっとしたらアヤワスカからのビジョンでこの物語を書いたのかもしれないなと思ったりもします。この古代インカ帝国のような理想郷を最後の日のシャーマン・ジャーニーで見る事が出来ました。たくさんの高度な文明を次から次へと見せてくれました。まさに後から読んだアミの描いた高度文明のような場所でした、そして、上の文は、強く私の中で真実として刻まれました。

ペルーの思い出は、今まで旅行した場所の中で一番感慨深いものでした!何か自分のルーツの大元、根っこと繋がったような、そんな気持ちで再生を感じます!細胞も喜んでいたような~

きっと、また数年後にはペルーに戻る事になるような気がします。まだ旅は始まったばかりで、少し自分を垣間見ただけなので、続きがまた見たいです。

ワクワク冒険の旅でした! 一生冒険し続けていきたいと思います ピーターパン・シンドロームでしょうか。笑

しかし、日本という国は改めて不思議なところ、何かここには世界を引っ張っていく未来の力があるように思えました。ハワイでもペルーでもシャーマンや先生たちは、日本人の生徒に非常に好感的です。師に対する尊敬と秩序があるのが西洋人とは異なるようです。西洋人に比べると芯も強いです。先進国でありながら、先住民であるという事。神道というシャーマニズムを国が挙げて、今でも大々的に多額を費やして儀式が行われている国は他にはありません。ここから是非未来の高度文明が発展・再生される事を願っています。日本は、その力が備わっている民族である事は間違いありません。それを開花出来るかは、私たち次第。

今週も高度文明に向けて、宇宙親交の一員として、愛・喜び・感謝にフォーカスして、素晴らしい一週間を創っていきましょう!


また写真の続きもこちらにアップしましたので、良かったらお楽しみ下さい♪

ペルーの旅その2

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