学名:Antigonia capros
体長は25cm前後で水深:40~900mに生息しているそうです。八丈島では主に船釣りで釣獲されますが、体が平たく身が少ないため外道として扱われています。また、まとまって穫れないため市場に出ることもないようです。
少し赤みがかった白身で癖がなく刺身でも食されますが、素焼・塩焼・煮付・唐揚・味噌汁など火を通すことで身がしまり更に美味しくいただけます。
温暖化,海洋汚染,乱獲などで水産上重要な魚種の漁獲高が減少する中、このような雑魚扱いされている魚種が注目されつつあるようです。
温暖化による急激な気候変動に比例して、食糧危機も加速度的に進行していくような気がします。