ゴジラ−1.0 映画館に行きました。いい物語でした。
設定が昭和なので見る人の年代で理解もいろいろな映画ですね。
ghanaさん的には木造の船とフロンガスが泣けるところで、どちらも経験上話しが読めちゃうんだけど、
「まるで自分がゴジラを倒しに行く人になったみたいな感覚でずっと映画のなかに入っていました。
ゴジラ-1.0に登場した木造船、その仕様は現在もそのまま掃海艇として海の掃除をしています。
危険な任務でありながら船の人たちはごく普通の家族ある人たちです。
喜んで貧乏くじを引く人はいません。
でも誰かが家族を守らなければならないならば、自分以外のだれでもないのです。
「絶対帰れないわけじゃないですよね?ならば戦争よりマシだ。」
「この国は人の命を粗末にしすぎる。全員生きて帰ります。」
当時、そう思っていても言えない人の方が多かったはずです。
脚本に込めた思いが伝わるところで、山崎監督の脚本はこういうセリフが好きです。
怪獣映画に人間ドラマをからめたのではなく、たまたまその怪獣に出会ったことで
人生が変化してしまった人たちのドラマ、だから泣ける怪獣映画になったと思います。
それとドラマもよく出来ていますが、ゴジラのCGもリアルなので、この大きさを体感するなら映画館の大きなスクリーンで見たほうがいいですね。
また観に行こうかな。