油壺マリンパーク SHOW FINAL
9月30日で油壺マリンパークは53年の歴史に幕を閉じることになりました。 その日、最後のショーの映像です。 ショーのあと閉館時間を超えて全員...
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9月30日で油壺マリンパークは53年の歴史に幕を閉じることになりました。
その日、最後のショーの映像です。
ショーのあと閉館時間を超えて全員が帰るまでスタッフの見送りが続きました。 閉館を惜しむ声と閉館させたくなかったと思う気持ちはこれからも響いて行くでしょう。 そしてまた幕の上がる日が来ることを願います。
新江ノ島水族館のショー、Dolferiaを思い出します。 夏に終わり、冬が来て、春には再演となりました。 大切なものは失って気づくものなのでしょうか? だとすれば人間は動物たちからもっと学ぶ事があると思います。
このショーのはじまる前に館長の挨拶がありました。
動物たちは受け入れ先が決まっているので心配しないように、
ただ人間は親会社である京急にはほとんど行っていない。
そしてギリギリまで新しい水族館を建設する努力をしていたこと。
これでは閉館という名のリストラであって、トカゲの尻尾切りでは何の企業努力でもない。
企業は生きることの懸命さよりも自分の身の安全を守るのだろうか。
線路を明るい未来へつないで行くのが鉄道会社の使命だ。未来を創る力を失ったと言うならそれはコロナのせいではない。やがて終わるコロナの先の世界を楽しく生きる気力がもうすでにないのだ。
マリンパークを訪れる子供たちは自分の未来を疑ってはいないだろう。
不安というのは大人が持ってくるものだから。
不安によく効くワクチンがある。
「愛情」という本来なら誰でも持っているものだ。
会社の中で愛を叫んでもお金にならないと考えるのが現代なのだろう。
でも「愛情」というのもお金をつくる力のひとつだと理解しないといけない。
そうでなければお金がないことは無力だと勘違いしてしまう。
もう一度言う。いつかまた幕の上がる日の来ることを願います。