映像では季節がわかりませんが、冬のリハーサルです。
このとき夜の時間は江ノ島の夜景も含めてキレイだなと思いました。
この作品は夜にショーを観たいと思って
ナイトショーのサンプルとしてDVDにした作品です。
そしてエノスイ初の"真夏の夜の水族館"が開催されました。
それから10年、"ナイトアクアリウム"へとつながります。
このナイトショーが開催されるのはとても楽しみで
今とちがうのは夏祭りのようなのんびりした空間でした。
ただ楽しみな反面、その夏がドルフェリア終演の
カウントダウンになってしまったのは予想外でした。
その後のドラマなど知るわけもなく今より寒い冬のリハーサル。
閉館ギリギリまで撮影していたので寒さが伝わる場面もありますが、
この映像は夏をイメージして創ったので寒さは感じません。
冬のリハーサル〜真夏の夜の水族館〜ドルフェリア ファイナルの
ながれの起点となる映像だとすると、ghanaさんの映像が
ドラマでありドキュメンタリー映像としてあるというのがわかります。
このリハーサルも公開ではなく閉館後になるかもしれないと言う時間のなかで
予告なく行われたものでした。
当時、今ほど動画が一般的でなかった時代に映像の持つ説得力や影響力を理解して
動いてくれたスタッフとの連携もあってのこせた映像でもあります。
じつはこうして公開している映像がメインストーリーなら
公開しないサイドストーリーの映像のほうがリアルで涙ものです。
ステージは夢を与える場であり、バックステージはそれを支える現実です。
ここでサイドストーリーを少し語るのは歴史の一端を知ってほしい気持ちもあるからです。
いろいろな体験が出来たことは自分の宝ですが、夢だけを見続けるほうがいいのかもしれません。