♪♪長谷川弓子の・・・ 「私の歌は君の歌」

私のメロディーをあなたに届けたい・・・

有馬瑞香先生の発声講習会

2008-10-10 | カラオケ

10月5日、神奈川県綾瀬市の綾瀬中央公民館で、声優の有馬瑞香先生による
「表現豊かに歌を歌うための、発声法」の講習会がありまして、私も聴講生として
参加しました。

約4時間、発声の基礎から、日本語の発音をきれいに聞こえさせる
方法など、わかりやすくレクチャーをうけさせて頂きました。

要約すると、発声は、腹式呼吸が基本ではあるが、日本語の歌を歌う場合には
息を歯の裏側にあてる。
また、無声音をうまく使うと、感情豊かに表現できる・・というようなことでした。

カ、サ、タ、ヘの無声音は感動音とも呼ばれます。
また、最初にア、オの発音が来る時は聞こえにくいので要注意、との事。

西洋音楽の発声で日本語の歌を歌うには、元々のところから
畑違いのところがあるので、クラシックの発声で日本語の歌を歌うと
発音がはっきりしない、感動が伝わりにくい、といったふうに聞こえがちなので、これも注意との事。

たしかに、私が音大に通っていたころも、まわりで声楽科の人が歌謡曲歌うと
めちゃくちゃな、変った歌になるのが、試行錯誤、何かでコツをつかむと
急激にものすごく上手くなったりしてたもんですが、これは、やはり
歌謡曲の歌い方の基本は、発声と発音、ということを如実に示しているのでしょうね。

私は中学生のときに部活で水泳をやっていたので、どうもバタフライの
フォームが腹式呼吸の訓練のポーズと同じで、誰からも教わらず、自然に
腹式呼吸ができていて、こちらの方は全く何の苦労もありませんでしたが、逆に
「もっと力を抜いて色っぽく歌って」というのが、かなりな苦労でして。

でもーー、私のデモテープこの10年で随分グレードアップしました。
作家としてのデモテープなんて、メロディーと歌詞がわかりゃ、なんでもいいのかと
思ってたら、そうでもなくて、「今はカラオケが中心だから、全ての人のお手本となる
歌い方」でないと、いけないそうで。
師匠である、池多孝春先生には、曲作りから歌い方まで、
随分しごいて頂きまして感謝の気持ちでいっぱいです。

ところで、次回レコーディング曲、曲目が変更になりました。
いろいろ、歌ってもらって、「花灯路」ではなく、「風のえれじい」のほうが
良さそうなので変えちゃえってことになりました。
タイトルもまた変更になるかもしれませんが。


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