区の検診に行ってきた。
四十肩のセカンドオピニオンが欲しかったので、通いつけの内科ではなく、整形外科メインの医院を選んだ。
待合室は普通だったのだが、すぐ「しまった」と思った。
受付で初回登録が済むと、紙コップをタン!と渡されて「これに尿を採って持ってきてください」
ちょっと、私が初回なのは登録したんだからわかっているよね?トイレの場所わかんないよ。
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それに、普通、受付に公衆の面前で尿入りコップ出させるかー?!
おおいにデリカシーと衛生観念を疑う。
次にレントゲン室に通される。機械は超旧式。
しかも、そこら中にダンボールが置いてあってつまづいてしまった。
四十肩だっていっているのに、後手に腕をねじあげられ、悲鳴をあげる。
そして、1枚目は撮り損ない、2枚目を。
身体測定では、床に新聞紙を敷き、「柱のキズはおととしの~♪」式の身長測定。
体重測定は旧式家庭用体重計で。
血圧は手動で測るのはいいのだが、腕台はガタガタ、腕に巻いたシートみたいのはユルユルで案の定、測り直し。
ここまではアシスタントさんらしき人たちの作業。
そこで待合室に戻される。
「随分待たされるなー」その間に、私より後にきた患者さんが4、5人先に診察室に入っていっただろうか。
やっと私の名前が呼ばれる。
診察室に入り、この医院では唯一の医師免許の持ち主であろう60歳がらみの男性と問診に。
先生:「尿はきれいでした」
私:(そうでしょう、そうでしょう。1日2リットルの水はゆうに飲んでいるのだから。)
なんか、それで終わってしまいそうなので、こちらから「四十肩が治らないんです」といったら、
「じゃ、ついでにみましょうか」とさりげなくいわれ、「無料ですか?」と聞いたら、「有料です」との返事。あぶないとこだった。
そして聴診器をあてられる。
セカンドオピニオンとまではいかなくても、何か知識をいれて帰りたい。
「今、これこれの治療をしているんですが、他にどんな方法があるでしょう?注射は?」と聞くと、「すごく良く効く注射がありますよ。リハビリの施設もうちにはあります。」
これ以上、聞いてもムダだ。
採血に移る。上着を脱ぐようにいわれ、それを見ていた先生が「やっぱり痛そうですね。注射どうします?」先生、その間、一度も私の肩を診ようとはせず。
そんなんで、注射が本当に効くかどうか判断できるのか心もとない。「いえ、今日はやめておきます。」
イタイ!先生、採血の注射もヘタ。
そういえば、普段、献血会場で見る注射器とあきらかに違う。もしかして太いオールドタイプの注射針使ってる?
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それに脱脂綿も不定形でべしゃべしゃ。まるで小学校の保健室だ。
次に心電図に回される。
それまで、男の人が鞄を乗せて事務作業をしていた長椅子のようなベッドをそのまま指差され、「ここに上半身脱衣で寝てください。カーテン閉めます。」
え!イス拭かないの?ウーン、きついなぁ(精神的に)。
この医院は事務机がたりないらしく、事務員さんがジプシーのように移動しながら空いた場所で事務作業をしている。始めてみる光景だ。
準備完了したので、人を呼べども誰もこず。
その間、周囲を観察してみたが、カーテンが薄汚れている(血液のしみかしら?)、腕台の破けた部分はバンソウコウで補修してある。
「がんばるんだ、私、これが最後の検査だ」先生、やっときて心電図を測る。
その場で結果用紙がロールアウト。
「これはそんなに旧式ではなさそうね」と思って「あれ?」紙にxx歳、男性と書いてある。
私は女性だ、と思った瞬間、先生、紙をもぎとるようにして「じゃ、これで終わりです」だって。
待合室にもどったら、誰も居らず、私は最後の患者となっていた。
「くそー、一般の患者さんを優先させたわね。区の検診だからって甘く見るんじゃないわよ!」
その怒りが今日の長文ブログと相成った。
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来週、結果を取りに行くことになっているが、気が重い。