僕が生まれるまでに
僕が消えうせるまでに
この世界という何気ない木に
ここに僕はいたという何かを書き記したい
なんてことを
薄ぼんやりとした輪郭で紺碧の夜に打ち明けるんだ
僕の感情が虹の数だけその向こうに掛かっているうちに
汚れた僕から
消え失せるまでに、生まれるまでに
奇麗になりたいと願えるうちに
虹のようにと
僕の果てが残っているうちに
僕が消えうせるまでに
この世界という何気ない木に
ここに僕はいたという何かを書き記したい
なんてことを
薄ぼんやりとした輪郭で紺碧の夜に打ち明けるんだ
僕の感情が虹の数だけその向こうに掛かっているうちに
汚れた僕から
消え失せるまでに、生まれるまでに
奇麗になりたいと願えるうちに
虹のようにと
僕の果てが残っているうちに