ふわり、香り

１１月１７日、火曜日。
午前５時４２分。
星空。


すっごい星空です。
星、星、星です。
途方に暮れてしまうくらい綺麗な星空です。


町は寝静まり、暖かな夜ではあるけど
窓を開けると
ちょっとだけひんやりした空気を
額や頬や髪が感じます。


空気が澄んでいるのでしょうね、
小さな星まで見えます。
一番明るい星に向かって心の中で話し掛けたりして
我ながら、自覚するしかない
相当な変わり者です…m(_ _;)m



まだ数時間前のことなのだけど
昨日は、日付変更線間際に
時間がなくて詩も書けずに
やっとこさの滑り込みものでブログを投稿した後


あっという間の瞬時に居眠ってしまいました。(もはや得意技か？)
そして、ハッと目覚めて
寝ぼけながら詩を書いてしまいました。
詩の神様がもしいたら
失礼極まりない書き方ですね。(>_<)
申し訳ないです。m(__;)m


そして今は
朝６時になろうとしている時間です。
大好きな時間帯です。
最近は日が短くなったから、まだ暗い空です。
夜明け前です。


輝く夜空の星の世界。
いや、夜空でないけど、時間的には朝だけど
星の輝きをじっと見ていたら…思ったことがありました。


恥ずかしいことを言います(書きます)けど…
かなり、恥ずかしいことですけど…(ノ_<)
空で一番明るい星を見ていて、ふと感じました。


“愛”
だなぁ…って。


まだ寝ぼけていますかね？
書きながら、時々、意識を失います。
故にか
恥ずかしい台詞も
あまり躊躇いもなく書いてしまってます。(>_<)


そうなのです、星の輝きに
愛のようなものを思いました。
鳥肌立ったら、すみません。(^人^)
寝ぼけて目覚めて
窓から空チェックをした時に、ふと。


だから昔から人は
星に願いを掛けてきたのかな？
静かな空で輝きを放つ星に。


見渡せば、そんなものが沢山、ありますね。
星空、青空、流れていく雲
太陽、風、草花、木々、生き物達
それぞれみんなから垣間見えるものは


“愛”
…のような気がします。
寝ぼけているせいにしましょう！f^_^;


人間も、それらに負けずに
愛を
わざとらしくなく、何気なく、押し付けがましくなく
然り気無く優雅に放てたら


この町は、この国は、この世界は
この星は、宇宙は
あの星の光、輝きそのものになれるのでしょうね。^^


恥ずかしいけど書いてしまう確信犯な僕。
まだ寝ぼけて…いないか。(これだけ書いていたら)m(_ _;)m
でも、星空は素晴らしいな。
綺麗な上、愛まであるのだもの。


あと、もう少し眠るとします。
町が起き出した気配がかすかにします。
みんな、今日もファイトです。

良い日を！










『ふわり、香り』

ふわり、良い香り
芳しい風が吹き渡る

町から町へ
人から人へ
庭から空へ
星は奏で

懐かしさ
新しさ
時代、呼吸、言葉
かけがえのないもの

星空を観ている僕は
世界の片隅の片隅で
その星の輝きに

窓を開け
静かな町で空を見る
愛を見る







*

左右相称

目覚めるまで
少しだけ

柑橘
フローラル
バニラ

夢の中の夢
現実の中の現実
架け橋となって

目覚めるまで
たくさん
好きなメロディー
鳴り続ける







*

ほのぼの

１１月１６日、月曜日。
午前１１時０８分。
晴れ。


今日は、暑いです。
半袖でないと『暑いなぁ…』と、つい呟いてしまうくらい暑いです。
座っているだけでも暑いです。(>_<)


モサモサの庭の片隅で
グッタリした植物が沢山あることに気付いたので
柄杓を使って水やりを少しの時間していたのだけど


こんなに暖かいのに
暖かいというよりも暑いのに
もう、水仙が咲いていました。
水仙というと冬の寒い時期に咲く花…フライングですよ。


とはいっても一株だけで
他の水仙はまだまだのようで
一株だけ、どうしたのかな。
咲きたくて咲きたくて仕方なかったのかな？
寒い時期に咲きたくなかったのかな？


カレンダーを観て今日やっと気付きました。
いつの間にか立冬を過ぎていたのだね。
水仙が咲いてもおかしかないのだなぁ。
…にしても、暑いけどな。


モサモサだけど
とても人様には見せられないモサモサだけど
やっぱり植物を観ているとホッとします。
モサモサでも、やっぱり大好きな
見慣れた庭です。


もしも、虫が苦手な方がいたら想像しないでほしいのだけど…m(_ _;)m
モサモサの庭の片隅でウロウロしていると
コオロギ、カマキリ、トカゲ、チョウ、アリ、ダンゴムシなどなど
小さな生き物達と会えます。


みんなそれぞれに
虫の世界にも人間と同じように
生きていく上で、色んな苦労があるだろうに
健気にそこに佇んでいます。


そんな小さな生き物達と会うことは
モサモサの庭が好きな理由のひとつです。
緑があるとこ、生き物もいる。
生き物がいるとこ、ほのぼのした世界がある。


でも、僕ら人間達の人生と同じ
もしかしたら
虫達や他の生き物達の人生の方が
過酷かもしれんね。
と、虫達を観ていると思う時があります。


『バグズライフ』という映画がありましたね。
大好きな映画ですけど
久しく観ていないなぁけど


何だか、映画が観たくなりました。







*

深き線より

１１月１５日、日曜日。
午前４時３０分。
雨雲が広がっています。


１時間か２時間前には、結構、大きく雨音が聴こえてきたけど
ついさっき窓から外をみると
雨はやんでいるようでした。


窓を開けると雨の匂いがして
生暖かいような空気が
まろやかに町を包んでいるようでした。
さっきの雨の勢いはどこへやら、静かな町です。


…と書いていたら案の定 、眠り込み
今は午前９時３８分。
あの雨はどこに行ったのか
気持ち良く晴れた空となりました。


太陽の温度が窓越しに感じられます。
あたたかいです。
太陽のありがたさも感じます。


日曜日でこんなに良く晴れていると
紅葉もしているだろうし
お出掛けする方も多いだろうな。


紅葉だから
山方面に行く方が多いのではないかと思うけど
行かれる方は
自分の為だけでなく
ご家族やお友達や仲間、恋人さんの為にも
安全運転第一でお願いします！



紅葉といえば昨年
母と、春のお花見の時に行くルートを辿って
紅葉を観に行ったっけ。
祖母に、紅葉した山々をみせたくて
とりあえず、紅葉しているか確かめに行ったのでした。


その頃、少しずつ少しずつ
祖母の生命力というか
“元気”がなくなってきていたことを
気にしていたなと


あと何回、お花見に行けるか
いいや、次の春には行けるかどうか心配になって
とにかく祖母に綺麗な景色を観てほしくて
元気になってほしくてね、紅葉狩りを思い付いたのでした。


いつもの
『綺麗だやぁ～』
が聞きたかったのです。^^


でも、行くことはなかった。
秋の紅葉狩りも
春のお花見ツアーも。


春は、そろそろお花見に行こうかという頃世間では桜が咲く頃
祖母は臥せるようになってしまったので
昨年のお花見ツアーが
最後になってしまったのでした。
仕方ないです。


今頃は
祖母は、祖母自身が
花に
光になろうとしていると思います。^^


だから
手を合わせる時は
光をイメージするのです。
おばあちゃんらしい
みんなに好かれた
あったか～い、イメージを。


春のお花見ツアー
毎年とても楽しみにしていて
色んな桜を
桜だけでなくて、色んな春の花を愛でて
毎年、同じルートをお花見ツアーしたものでした。
たいせつすぎる思い出です。


今日の窓越しに感じる太陽の光も
あの、お花見ツアーの日のように
麗らかです。


日曜日、休みの方が多いと思いますけど
お出掛けの時は
安全に
楽しく
たいせつな思い出になるように
過ごされて下さいね。


僕は、いつものように仕事です。
一昨日から、腹痛と
原因不明の腰痛にトホホですけど
無事に行って来られたら良いな。


時刻は
１０時２３分になりました。
さっきより太陽の光は勢いを増しています。

あの太陽のように
今日も良い日を！













『深き線より』

哀しいとか
楽しいとか
純化するラインが消していく

全ての感情は
ある程度
自分という人間を
揺るぎなく見つめていれば
そう大した違いはなく

揺るぎない風景
揺るがない自分
揺らいだら、それもまた
何かの始まり

笑って泣いて怒って
大好きになって
全うして
土に還るだけ

桜の花が美しく咲いていたから
山々は、穏やかに
緑の呼吸をしていたから

恭しく捧げるのは
深き心からの風景
たいせつな、たいせつな







*

僕らの回向

１１月１４日、土曜日。
午前９時０１分。
小雨。


雨の土曜日。
風があります。
サルビアが揺れて、山茶花や紅葉
金柑、山椒、笹などが揺れています。


風で揺れる緑を観るのは好きです。
時間を忘れてしまいます。
好きなものを観たり、聴いたり
弾いたり、愛でたり
作ったり、書いたり、描いたり
食べたり、飲んだり
などなど等々のエトセトラ。


そういうものに触れることは
時々は必要ですね。
まさに、心の栄養
気持ち良いそよ風です。


最近は、自分なりの喪が明けるまで
ピアノは自粛中なのだけど
時々、いや…しょっちゅうかな。
ピアノが弾きたくなって
弾きたいなぁ…と
心の底から思うけれど
頑なに自粛している、ここ数ヶ月です。


そうと決めたら
結構な頑固者かもしれないな。(僕)
かと思うと
突然、解除することもある変わり者だけど。(ノ_<)


ある期間は悼み
そんな気持ちを『ありがとう』と共に
心を灯していたいし
安心して行ってもらえるように
くじけず、泣かないもんねな心意気で
いたいなと。


祖母は心配性だったから、父や姉らや僕の帰りが遅い日は
帰ってくるまで起きて待っていたっけ。
言葉にはあまり出さないけど
みんなの心配をよくしていた祖母でした。


だから、心配しないように
毎日をそれなりに逞しそうに生きる。
祖母がどこかから
僕らのことを空へ続く道の途中で
ひと休みしながら見ているかもしれないから


もしも、目にしょっぱい水がたまったとしても
流すことはしないのです。
流れる前に、さっさと拭くのです。
さっさと拭いて
“ありがとう”に変換するのです。


…って、
またこの話をしてしまった。(また話しそうな気もするけどな)
何の話だったっけ？(>_<)



そうそう、ピアノでした。
ピアノを弾かなくなって、時々、料理もどきなことをするようになって
祖父や父が亡くなる前だったかな？
当時、雑誌で見掛け
美味しそうなレシピを切り取り貼り付けて作った


雑誌の切り取りレシピノートの存在を思い出し
棚から引っ張り出して
何日か前、すっごく久しぶりに開いてみたのです。


写真つきのレシピ、
写真は無しで手書きのレシピ
コピーしたレシピなど
自分で“美味しそうだなぁ…”と思ったものばかり
懐かしかったです。


当時の部屋の雰囲気
家族の状況、メンバー、僕自身のこと
時代、我が家の歴史ヒストリー。(番組でありますね)
その頃の空気に触れられました。


ピアノを弾かなくなったことから
思いがけず
ありがたい思いに触れられました。^^


でも、ほとんどが作ったことないレシピです。
昔、母の体の調子が良くない頃
代わりに作っていた頃があったのです。
姉はお嫁にいってしまっていたから
僕しかいなかったからな。


料理は好きでも嫌いでもないけど
“作る”という作業は
ささやかな楽しさがありますね。
でも、上手くはないのがたまにキズな
残念なところです。(--;)


今日は雨。
山茶花が揺れています。
良い日を！












『僕らの回向』

じゃが芋と玉ねぎの
お味噌汁を作りました

焼き芋を
母と半分こして食べました

甥っ子とお喋りしました
どら焼きをご馳走になりました

熱いお茶に舌を火傷したけれど
包丁が親指めがけて下りて来たけど

光の道を思い想像しよう
まんまるな世界を
作り出そう







*