ケーブル社会 2018年01月31日 | 詩のような旅 灯りとぬくもりを 絶え間なく運ぶ電線も 喜び悲しみ怒りが 行きかう通信ケーブルも 中を忙しく走り回る 焚火で灯りとぬくもりを 分け合った仲間 膝を突き合わせて 親密に語り合った仲間 意見が違い 怒鳴り合った仲間 今 画面に出ている文字を眺め 静かにメールのやりとり 喜びか不安か無関心か 肌で感じられず 感動が薄れて 心が宙に浮く