(宮島周辺の文化財についてつれづれつづっています。
最後に宮島・広島のお土産を紹介しているので、お越しになられた際は御参考になさってください)
紅葉狩りの時期到来🍁猛暑で旅行を、我慢していたから、旅行欲が強まっていると感じる今日この頃。
厳島道芝記 (宮島町発行)の中に今伊勢神社の説明がありました。
78頁
今伊勢大神宮
御殿
拝殿 鳥居
御社辰巳向なり。東町存光寺の上にまします。麓より山まで数十の石壇をのぼる。所の諺に此神をひやうこひこと号す。
いかなる神号にや。御祭礼十一月朔日なり。此内に囃子ものなどあり。
その笛の音ひやうこひこと聞ゆるとかや。それゆへにひやうこひこの祭とはいひならはすならん。
そして
三方荒神
御社 五座
今伊勢の御やしろの山にまします。五座則ち三方荒神、牛頭天王、八幡太神、春日太明神大職冠なり
挿絵もついていて
他の社の絵と違って一間社であり、縁が回っているわけではなく、
正面しかなくて、
扉が四枚それも板反り予防の端喰(はしばみ)のようなものに見えるのが面白いと思った。
また横の建物に比べて若干屋根に起(むく)りがついていることや
千木があり、これが先端を垂直なのかわからないがそのようにかいてあるのがすごく面白い。
それに隣の建物にははっきり切懸魚が描いてあるのに、描かれていなかったり
しっかりした違いがあるのもすごく面白い。
そしてここに描かれた鳥居は他のどの絵とも違う形で伊勢鳥居の形式を持っている
風景は今とうりふたつでとても興味深い。。
気になるのは住居にやまと棟が描かれているところ
入口の暖簾も違うものをわざわざ描いているところが作者の意図したところなのか
描かれている従者が手を広げているところや、
中心の主人が見返りしているところも
なんだか乙な印象を受けた。
今と配置は違っても、全体の雰囲気は階段の手前に灯籠があることや、鹿もよくいるところぐらいしか
今との違いはないくらい 変わってないと思います。。
フェリー乗り場からトンネルを通っても行けますし、
山を登っても行けますので
宮島で宿泊したり、過ごす時間を長くとって、お参りしてはいかがでしょうか。。
今日のお土産は
参匠の甘口醤油せんべい
参道にウナギの寝床のお店があって
たくさんの種類の商品があります。
お塩も販売されています
パッケージもオリジナリティがあって
個人的に宮島感を感じます。
このお土産はもらったらうれしいと思います。
思い出に、海辺で食べてみてはいかがでしょうか。
鹿さんが後ろにいるかも。
それもまた楽し。。
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