
くだらない話でもしてみる。
理不尽極まりない離婚調停で、裁判官による判決文書の読み上げが終結した直後、居ても立っても居られない気持ちになり、その足で気づけば夜のお店に向かっていた。それくらいに錯乱し、どうかしていたのだと思う。
受付スタッフのお兄さんのオススメで80分コースでFカップ美女(21歳)を指名して、注意事項の説明を受けたあとに、少し別室で待たされ、そしてご対面。
服を脱がせてもらう最中に、ふいに
「今日離婚してきました。」
という言葉が、ふいに私の口からこぼれた。そして、涙が溢れた。
正直、そこからのことはあまり覚えていないのだが、その嬢が出稼ぎ中であること、彼氏の関係で借金を抱えていること、つい最近まですごく落ち込んでいたこと、など、わりと身の上話をお互いに話していた。
いざベッドインしたものの、一向に私の息子は元気がない。お店に乗り込む前に、モンスターエナジーで気合いを入れたにもかかわらず、全く硬くならないのだ。これには自分でも笑ってしまった。自慢ではないが、私は今までコトの時に立たなかったことはなかった。わりと性欲は強い方だと自負していた。なのに、嬢のテクニックをしても、フニャフニャなままなのだ。こういう感じで男は歳を重ねていくのか、と妙に納得すると同時に、自分は自分が思っている以上にストレスを抱えているのだろうな、と冷静に考えたりしていた。挙げ句の果てには、尿意を催す次第。最初は我慢していたが、結局トイレに行かせてもらった。学生時代、授業中にトイレを先生に言い出す気まずさを思い出した。モンスターエナジーの利尿作用が効いてきたのだと思う。
フロントに電話をしてもらい、嬢に付き添われてトイレを案内され、用を済ませてから腰タオルのまま部屋に戻った。
戻ったあとも、嬢は手を変え品を変え、奮闘してくれたのだが、結局立たず。残り時間が40分も残っていたが、ずっと嬢の豊満なおっぱいを後ろから優しく両手で感触を感じながら、このブログの内容みたいなことを永遠と話していた。そして嬢も、相槌をうちながら、永遠と聞いてくれたのでした。
というインポテンツのお話でした。
身近な人だと話せないことってあるのだと思います。その意味では、嬢にはもう2度と会わないだろうから、包み隠さず裸になってなんでも話せて少しスッキリした。
そしてその日、僕はブログを始めた。
離婚のストレスで禿げてきた話はまた今度。
※(このブログは、フィクションです。特定の個人や宗教を晒したり、批判、攻撃する意図は一切ございません。これまでも、これからも、フィクションとして書きますので、中年男性が書くフィクション娯楽小説として、フィクションを楽しんでもらえれば幸いです。重要なことなので、もう一度言います。フィクションです。ブログ説明文には実話と書いてますが、そこも含めてフィクションです。)
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