最近、ジム・ジャームッシュ監督の映画を見た。
確か大学の頃かな
リアルタイムで見たのは。
TVディナーとかそう言えば
当時の英会話で
話題になっていたなって
思い出しつつ、
懐かしい・・・・・・・・
というか
懐かしいのは
音楽だけだった!
スクリーミン・ジェイ・ホーキンス “I Put a Spell on You”
曲名は今日調べて初めて知ったけど
あの独特のメロディは何年経とうが頭の中に残っていた!
しかし
映画の内容は・・・
見たという記憶は明らかに残っている
白黒の映画
新人映画監督
出てきた俳優さん達の顔も大体残っていたイメージとにていた!
しかし
ストーリーも
映画の場面場面の描写というか画面を含めて
初めて見たと言ってもいいくらいに
自分の記憶には残っていなかったと
少なからず驚いた😱
昔見たので
なんとなく分かっていたつもりでしたが
自分の中に残っていた映画に対するイメージ自体が
今回久しぶりに見たものと
全く一致しないと判明
見たつもりになっていたけれど
改めて
見返してみると
印象も内容も
自分の中に残っていたものと大きく違っていた。
なんといい加減なのでしょう
その時
その時に
感じたイメージは
所詮
その時の自分の感情やら知識やら状態やら経験やらが
作り出したものなんですね。
だからその時にしか存在しないものなのでしょう。
だって
今の自分はすでに
大学生の頃の自分とは
感情も経験も家族構成も住んでいる場所も全然違うと言ってもよいくらい。
ということは
自分の中にある
様々な思い込みも
全て
過去の幻みたいなものなのかもしれないなと思いました。
その時の自分に見えていたものであって
今の自分は何が見えるのかは
今の自分が感じるしかない。
思い込みって
どんどんと
捨てるというか
手放していいのだという気になりました。
ありがとう
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」