見えざるもの

• お盆の真っ最中です。

ご先祖さまの方々が空蟬（うつせみ）のセミがみんみんと鳴くこちらにいらしているところです。

日本の国では昔からそのように言われているし、お盆休みという制度が世間では広く認知されています。

見えるものと見えざるものが交錯する、黄色い世界です。

私は不思議だいすきです。

見えざるものたちには、この世の制限がないです。

制限のある世界からすると、制限のないものに想像力を働かせ、興味を持ことは自然なことだと考えているのですが、妄想といわれてしまえばそれまでなので、あまり大きい声で言えないことは理解できます。

ご先祖さまの方々は、今は見えざるものたちです。

かつては見えるもので、私の方が見えざるものでした。

これはシンプルに事実です。

ご先祖さまが生かされていた事実が、今私が生かされている事実と、空蟬（うつせみ）の世でつながってあらわれています。セミさんがみんみんとないておられます。

多くの日本人が、それぞれの地域でお盆にしている行事を、私も同様にたんたんと粛々と言葉と作業に思いやりを込めて行います。

どのような思いかと申しますと。。。

生かして頂いて 有り難う御座います