天の川・・・・・・白峰(西山から)
2015年8月14日撮影
安倍総理続投が日本の国益、辞めれば習近平が大喜びする理由
筆者は常々、「日本は、米幕府の天領である」と書いている。そして、「日本の自立」を夢見ながら、日々活動している。
数年前まで、それは「いつ叶うかわからない妄想」に思えた。
しかし気がついて見れば、安倍総理は「自立外交」をはじめていたのだ。
たとえば安倍総理は、オバマの反対を押し切って、プーチン・ロシアとの和解に踏み切った。
これは、明らかに「自立外交」である。
しかし問題は、その後だ。米
国の意向に逆らえば、田中角栄や小沢一郎のように、つぶされるはずではなかったか?ところが、である。
総理とオバマの関係は、日ロ関係が改善していくにもかかわらず、良好だったのだ。
安倍総理は、オバマの後を引き継いだトランプ大統領とも、緊密な関係を維持している。
そのトランプ氏は6月、「パリ協定離脱」を宣言し、世界的に孤立した。
日本は、トランプの決定に追随しなかった。
にもかかわらず、トランプとの関係は壊れていない。
安倍氏は、「米国の意向に逆らいながらも、同国との関係を良好に維持することができる」という能力を持った、戦後初、ひょっとしたら史上初の総理大臣である。
次回に続きます。