話は最初に戻ります。
この日経ホームビルダーの記事を読んだ時、
私はかなりの棟数が欠陥住宅もしくは欠陥住宅一歩手前ではと心配になりました。もしも、
貴方が自宅の「土台・壁の中・小屋裏」でナットが手締め出来る程緩んでいたら、
東京地裁の判決を知れば見過ごせないのでは有りませんか?
我が家は大丈夫と思っても、ナットの緩みを確認したくなりませんか?
私は締め直しをしたいですが・・・・完成後に見えているのは極一部だけで
締め直しは床や壁や天井をはがさなければ出来ません。
大雑把に成りますが、ナットの緩み止めのシメールは弊社では一棟当り、
300から400個前後用いています。
と言う事はそれだけのナットが緩んでいるかも知れないのです。
怖いのは建物が古くなった時、大震災ですね。
「備えあれば憂い無し」のことわざが有ります。
何事も無ければ幸いですが、大切な家族の安全確保が大切では。
最後に、瑕疵保証は10年です。
10年経てば法的には創り手には責任は有りませんが、
これからは長期優良住宅【200年住宅】造りに補助金制度まで出来るほど、
耐久性の高い良質で環境に優しい住まい造りが求められています。
その住まい造りの本質は「見えない所が大切」と考えます。
皆様は如何でしょうか?
何度も言いますが、
住まいの基本は家族の安全を担保出来る場所と考えます。
外観やデザイン、住宅器機の選定もじっくり検討しなければ成りませんが、
先ずは安全面を重視した住まい造りを考えて頂きたいのです。
怖い話となりましたが、
人は怖さを持つ事で安全を確保する事につながります、
特に創り手は人の命を預かっているとも言えます。
安全対策にはより慎重にと考えますが、皆様はいかがでしょうか。
まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表 米田正憲
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谷村
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