下手な横好き

基礎内部断熱の不具合

大寒に逆戻り・・・・・昨日までの暖かさから、本日は小雪ちらつく寒い一日になりそうです。
屋根にもうっすらと白いものが。
自宅玄関温度5.5度 
事務所 外気温度4度 湿度52% 玄関16度 湿度42%となっています。

  金沢の友人で私以上に芝刈りの好きな方から、次週の水曜日(私の休日)は天気良さそう、雪も融けてしまっているなんてTELでの話しと成りました。
しかしこの空模様では・・・・・。

  昨日の続きです。
外断熱と言えば、基礎も含めて全て外部側で断熱するのですが、基礎部分を内部側で断熱する考えが日本に有ります。
私が勉強しました地熱活用住宅のグループではその様な断熱施工と一線を画する意味で完全外断熱工法と言っています。

  この基礎内側で断熱と考えたのは、断熱材を基礎外部に用いてシロアリの食害を恐れての事です。
外断熱のデメリットに対しての対策で生まれたのです。
シロアリの食害は昨日もお話を致しました。

 あさひホームの次世代省エネルギー基準適合住宅(申請中)においても断熱施工は基礎内部と、外部の両方で申請しています。
今後、外断熱工法においても創り手の考え方で断熱施工を基礎内部側と外部側に分かれるのではと考えています。

しかし、基礎内部で断熱施工をすればシロアリの予防は出来ても結露によるカビの発生が生じる可能性が有ります。
これも困った話しで事実起きているのですね。
これは昨日までの大まかな話です。
(参考に今日ではシロアリを防ぐ断熱材が開発されています。あさひホームでの防蟻対策は断熱材の他に幾つかの対策と併せています)

 それでは頂きました資料から抜粋致します。
断熱の基本的考え方です。
断熱材は温度の低くなる屋外側に配置するべきと断熱技術の進んでいるヨーロッパでは徹底的に教えている。
(注意・・・・日本に有るシロアリが殆ど無い)

 それで、
基礎部分を外部側するメリットと言えば、結露を起こし難い起さない事です。
それと床下の熱容量が非常に大きくなる事ですね。
これが重要なのです。
例えば土間コンクリートの厚さが15cmあれば、土間コンクリートが蓄える
(冷熱・温熱) 容量
が床断熱(内断熱)の建物より約40%もの増やせるのです。
(この熱を利用する・・・・・エコに成ります)

 基礎の内側から断熱すれは建物全体の30%も少なくなるのです。

だから地熱を利用するには基礎外部からの断熱は欠かせない施工です。

 次回は基礎内部断熱施工で結露やカビの発生を防ぐ方法が記載されていますので抜粋してお知らせ致します。  
   まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

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