下手な横好き

断熱施工色々・・・・・NO2

本日は朝から雨です。
昨日からの温度上層とこの雨で雪は殆どこけそうです。
外気温度11度 湿度73%。
玄関温度19度 湿度44%です。

 事務所の玄関温度も19度とここ2~3日外気温度が高かったからでしょう。
雨と生暖かい空気から春先の天気模様ですが、これも今晩から寒さが戻って来ると予報されています。

 本日の北国新聞に大きく:::工務店の倒産が報道されていました。
老舗で大正10年創業となって地場工務店の中心的な存在でもあった様です。
記事から箱物や公共事業が中心で工務店と言っても地場のゼネコンで有ったのでしょう。

 本日の日経新聞では大手の積水ハウスが二期連続赤字との事です。
建築業界は未曾有の不景気と言う現実が如実に物語っていますね。

 さて、昨日は金沢へスタッフ1名とこれからの住宅業界の展望とその展開の有り方を聞いて来ました。

 講師の方は大手木質系のプレハブメーカーの営業経験者の方で営業的センスの高い方でした。
参加費用が10.000円と言う事も有ってか私を含めて4社の代表の方しか見えていませんでした。
その中でも2名は研修会で時々に顔を合わした事の有る代表者の方でした。

 上記に積水ハウスの報道を紹介しましたが、講師の方曰く、「そろそろ大手ハウスメーカーの経営方法が行き詰るであろう、住まい造りは地元の工務店(創り手)に取り戻す時代である」

 聞き手が工務店主ですからリップサービス?も有るのでしょうが、
正にその通りです。

 余談ですが、地元が元気になるには地元の工務店を創り手に選ぶ事が一番近道です。
皆様良く考えて創り手を選んで下さい。

 本来は工務店が住まいを創ってきたのですが、いつの間か国策もあって大量生産・大量消費でハウスメーカーが生まれその住まい造りが主流になったのですが・・・・・・それもその時代は終焉ですね。
終焉の理由は?・・・・・・皆様夫々考えて下さい。

住まいはやはり、他の商品(車)の様に、完全な工場生産が出来ない、「手造り」で
それの出来るのが地元の創り手で有る事です。

 自ら大手のメーカーで営業をして「こんな高い住宅」をと言う具合で・・・・・本題に入りました。
本題はやはり10.000円の投資ですね。

さて外断熱の件ですが、先日大まかに4通りに別けました。
中でも壁だけを外断熱にして外断熱工法と言うのは如何・・・との思いも有ります。
もっとも、
あさひホームの標準的外断熱工法も変則で、基礎断熱では有りません。
完全外断熱工法では無いと言うお話しを昨日は致しました。

 ではただ今建築中の完全外断熱工法に至るまで相当の年月がかかった理由ですね。
それは先ずシロアリ被害と結露が怖かったのです。

  事実、シロアリの被害につきましては先行して完全外断熱工法に取り組んだ方々が苦労をした話しを見聞きして来たからです。

 それと断熱施工の良し悪しで基礎内部での結露から来るカビですね。
換気の問題も有るのでしょうが、如何しても床下は湿気が多い所です。
基礎内部での結露が怖かったのです。

 やはり、昨日福田温熱空調の福田社長様から頂きました資料から私の心配していた事が事実で有ったのです。
それは基礎内部で断熱施工する工法に有りました。
本日は前段が長くなりましたのでこれで次回に続きます。 
 まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

コメント一覧

谷村
大手HM
 大手の現場監理は、管理(監理)ではなく、監視とは気付きませんでした。勉強になりました。言われてみたらその通りですね?

 下請けの犠牲の上に大手の利益がある。が基本ですか?共に栄えると言う発想は無いのですね?悲しい~。
米田です
研修会
http://www.asahi100nen.com/
講師の方は真面目そうでしたが、それはやはり大手の営業経験者です。
如才のないし話術は聞いていてもセンスが良かったです。
この様な方に出会うと住宅は二の次で営業マンで住まいを選ばれますね。

お話しは、
住まい造りを今の現状から(大手主導)地元の
工務店に取り戻すと言うのかメーカーの現状ではやがては行き詰る?

その大きな一因が日本の社会の変化でしょうか。
急速な高齢化ですね。
それと、大手メーカーやローコストやビックビルダーは職人を泣かして成り立っている現状です。
それを皮肉ってか、大手木造メーカーを例に挙げていました。
現場管理が上手く出来ているかの様に見えていているだけで、現場管理ではなくて「現場監視体制」との事です。

お客様は何も知らないからブランドで選ぶが、内情を知れば・・・・・・です。

より良い住まい造りでなくて、いかに現場を
監視するかが監督の仕事だそうです。

それだけ下職の賃金を切り詰め泣かしているのでしょう。

自らの経験で、メーカーの体質では粗利益が55%なければ・・・・・。
本来の値打ちが半値の八掛けとは言いませんがそれに近いですね。

谷村先生の言われる様に、そろそろ住まい造りも元の姿にです。
地産地消です。これが本当のエコですね。
エコの時代にそぐわないのがメーカーの体質との事、
大量生産の出来る時代ではないのと、工場生産はエコではないのでは。

住宅検査について。
石川県ではその被害はまだ私は聞いていませんが、多分小屋裏は大抵の業者は未乾燥木材を使っている(特に内断熱工法の家)ので、検査会社が入ればややこしくなりますね。

弊社の施工にそこまでしなくても何て言わる方もいましたが、シメールに出会って良かったです。

谷村
大手が撤退
 セミナーに参加、ご苦労様でした。
その講師の方は、割とまともですね?大手で型式認定を受け寒い地域も南国も同じ仕様で、家を建てる?そんな馬鹿な事があたりまえの様に行なわれていた行政そのものが行き詰まって来ています。

 もうそろそろ、本来の形に戻るべきでしょう?しかしユーザーの意識改革はかなり苦労が必要かと。
でも、難しいと言って逃げては、なにも出来ません。ユックリとした歩みでも良いから前進あるのみですね?。

 話は変わりますが、ある工務店様も建築金物の業界に質問を出しているそうです。「例の東京裁判に関しての金物業界としての見解」裁判事例に従うしかないと言う見解が出れば、直ちに「シメール」を全面的に採用と言われています。住宅検査会社の被害者です。

 
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