鳥越城址跡で桜と星のコラボ
噛む・噛む・噛む
「医は食にあり」。病気を防ぐ「医」は毎日の食事の中にあるのです。“腸健康法”の第一人者である藤田紘一郎東京医科歯科大学名誉教授の
最新著書『図解 体がよみがえる「長寿食」』から、目からウロコの食事術をご紹介します。
「噛む」ことは記憶力アップにつながり、認知症の改善にも役立つと言われます。なかでも「スルメ」がおすすめ、その理由とは?
食事の際は、1口30回、
1秒1回の速度で噛む
加齢とともに記憶力に危うさを感じる人は多いものです。
「脳トレ」などに取り組む人も少なくないと思いますが、私たちは毎日の食事でも脳トレを実践できます。その方法とは、「よく噛む」。
これだけで、記憶力の回復が可能となってきます。
大事なのは毎日の食事の際、一口一口を大事に思い、ゆっくりよく噛むことです。1口30回、1秒1回の速度で噛むのが理想です。
また、間食や酒の肴には、噛みごたえのあるものを選ぶとよいでしょう。私はスルメをおすすめしています。
スルメはよく噛まなければ食べられませんし、噛めば噛むほど味が出て、おいしく感じます。
食品添加物や糖質など、体に負担を与えるものも入っていません。
しかも、アルギニンやタウリン、ベタインなど強壮効果のある栄養素がたっぷりと含まれます。
「食の冒険家」としても有名な東京農業大学名誉教授の小泉武夫先生と仲良くさせてもらっているのですが、
江戸時代の本にはスルメが「する女(交合する女という意味)」と書かれていると小泉先生に教えてもらいました。
そのくらい、スルメは性欲アップのかたまりのような食品なのです。
私心
これを読めば今からスルメイカ買って来なければ・・・・・・と思われた方も多いのでは?
私の様な歳になれば性欲の話はさて置き、記憶力の回復これが一番気になりますね。