鳥越城址跡で天の川を撮る
噛む・噛む・噛む
スルメは「噛む脳トレ」、記憶力プラス精力もアップ
以前、NHKのある番組にて、認知症で歩けなかった人に義歯をつくり、よく噛んで食べることを続けさせたところ、
歩けるようになったと放送していたのを見たことがあります。
よく噛むようになったおかげで、寝たきりの体からなんと畑仕事も立派にできるようになったと紹介されていました。
なぜ、噛むことが認知症の改善に役立つのでしょうか。
よく噛んで食べていると、口や顎からの刺激が大脳に伝わります。す
ると、記憶力をつかさどる海馬や、情動を支配する扁桃体という大脳の一部を刺激し、活性化するのです。
これは科学的にも明らかにされていることです。
よく噛むという行為は、認知症の予防や回復、記憶力の維持に役立ちます。
今日から「噛む脳トレ」を始めましょう。
「ガム」は記憶力にはよいが
危険も指摘される
よく噛むことが大事なのならば、ガムを四六時中噛んでいるというのは、どうなのでしょうか。
脳生理学が専門の神奈川歯科大学の小野塚実教授は、ガムを噛みながら作業をすると、作業効率が高まることや、
高齢者の認知症予防に効果があることを明らかにしています。
小野塚教授の研究によれば、ガムを噛むことで中・高齢者の記憶獲得指数が上昇していました。
そのとき、活性化した脳の領域は、前頭前野と海馬でした。
前頭前野は、思考計画の立案や学習行為など、最も知的で論理的な機能を持つ領域です。
海馬は「記憶の司令塔」と呼ばれている部分です。
記憶をファイルする場所であると同時に、空間の認知能力をつかさどる場所でもあります。
この研究によって、記憶の獲得力が弱まりがちな高齢者ほど、海馬の刺激による能力の上昇が明らかに表れることもわかりました。
噛むことの重要性は、老化にともなう記憶障害のみならず、認知症の進行防止や予防にまで可能性が広がることが示されたのです。
私心
噛む行動がこれ程効果があるとは知りませんでした。
私自身、早寝・早飯・早**のタイプですから妻からも「もっとゆっくり噛んで・・・・・」と何度か言われました。
今日からは特に注意します。